『聴読』と『耳が喜ぶ』でリスニング対策
私にとって中国語検定準1級の難関、
それはリスニングの大問2、ディクテーション問題。
前回試験でのディクテ問題対策として、
『聴読中国語』のディクテーションをメインにやっていました。
今回は、
『耳が喜ぶ中国語』を使ってディクテーションしています。
聴読でやってた方法が気に入ったので、
今回も同じやりかたで。
実際の試験形式に合わせて4回聞いて完成できるように訓練してます。
①ノーマルスピード
②2分の1スピード
③2分の1スピード
④ノーマルスピード
ここまでが試験本番形式
⑤答え合わせ
書けなかった語にチェックを入れて、
リスニング用単語帳に書きこみ
⑥テキスト見ながらノーマルスピードで確認
⑦テキスト見たり見なかったりシャドウイング
①と④は書く余裕がないので聞くのみ
②の2分の1スピードでも書くのが間に合わない場合は、
適当なところで音声止めつつ書いています。
⑦は文章の難易度によって1回~数回繰り返します。
2分の1スピードで聞きたいため、私の場合はitunesに入れといて、QuickTimePlayerで聞いています。
わりと似ているこの2冊、
『聴読』と『耳が喜ぶ』を比較してみると
共通点として、
・ボリュームがある
・文章構造や文法の説明は一切なく、ピンインもなし。
中文、日本語訳、単語訳のみで構成。
・音声はネイティブスピードに近い。
それぞれの特徴としては、
『聴読』
・本のサイズがコンパクトで持ち運びに便利(その分、字が小さい)
・単語の訳がたくさん載っている。
・音声がDVDに収録されており、かなりのボリューム。
それぞれの課にノーマルスピードと速めスピードが収録されている。
・それぞれの文に文字数が書いてあり目安になる。
・2色刷りで、重要単語は赤字、赤いチェックシートがついている。
・文章が古めかしいものや、つまらない話が多く、面白味はない。
・日本語訳がちょっとおかしい。
『耳が喜ぶ』
・聴読のノーマルスピードよりやや速い
・内容は現代的なものも含まれる(流行語やインターネット関連用語)ので聴読よりは楽しめる。
・文章数は110篇。ただし前半の50編は、5行程度の短い文章なので、トータルの文字数は聴読のが多いかも。
・聴読にくらべて、単語の解説が少ない。やや難しい単語でも訳がなかったりして自分で調べる必要あり。
好みなのは、『耳が喜ぶ』。
まだ前半、34課までしかやってないけれど。
難易度は耳が喜ぶの方が少しだけ高いかな。
成語、慣用句、新語が入り混じるので。
家じゃなく通勤中とかにリスニングメインの人は聴読かな。
でも、超毒・・・ではなく聴読の効果は実体験済みだし、
リスニングは量こなした方がいいので、両方やって損はないかも。
以上、マニアックな比較でした~
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