駅の改札を抜けたところで私の足は歩みを止めた。

駅の改札を抜けたところで私の足は歩みを止めた。
今、自分の立っている場所からその先を眺めてみたくなったのだ。
これから自分が向かおうといている方角を。

多くの障害物が立ちはだかり、
その間を抜けて、私はどこへ行こうとしているのか。

目的地も知らぬまま歩き出して
今に至る。
もうそろそろ、闇雲に進むのはやめどきかもしれないな。

そして、私の足はまた歩み始めた。