千葉学芸高校の卒業式に出席

東金市にある千葉学芸高校の卒業式が行われた。県議会議員の時から招待を受け、代議士になってからも呼ばれ、これで3年続けて出席したことになる。今日は、次のような祝辞を述べた。

卒業生の皆さんには、人から好かれる人望ある人になってもらいたい。そのためには、次の4つを実践して欲しい。まず、自分の方からすすんで挨拶すること。

二番目に、人の話をしっかり聞くこと。神様はわれわれ人間に二つの耳と一つの口を与えています。自分が話すよりも2倍以上相手の話を聞くことを心掛けることがよいと思います。私も自分の話の方が多くなってしまう傾向があるので、いつも反省しています。

三番目に、人が嫌がる仕事をすすんですることです。最近、同窓会の幹事を引き受ける人がいないので、名簿さえ渡せば、案内から会場設営まですべてやってくれる業者がいて、ビジネスとして成り立っているそうです。同窓会の幹事を積極的に引き受ければ間違いなく人望が上がります。

四番目は、「志」を持つこと。「志」の定義はなかなか難しいですが、「野望」や「野心」と比較することで、「志」の意味をお分かり頂けると思います。すなわち、「野望」とか「野心」は、自分がよければいいというニュアンスを含んでいると思いませんか。それに対して、「志」は、世のため人のためという意味が強く込められています。ですから、「志」がある人は自分勝手ではありません。

是非今述べた4つを、肝に銘じて下さい。人望ある国民が多くなれば間違いなく「国防」ではなく、「国望」ある国、日本になると思います。その国づくりを一緒にしていきましょう。結びに、卒業生の皆さんのご活躍を祈念します。