母校の卒業式 | 谷田川はじめオフィシャルブログ Powered by Ameba

母校の卒業式

 今日は、母校である県立佐原高校の卒業式に出席した。いつもながら、厳粛な雰囲気の中で、感動的な式典だった。特に、この3月に定年で退職する山田秀一校長先生の式辞の内容と卒業証書を手渡す姿に感銘を受けた。

 ケネディー米国大統領の就任演説の「国家が自分に何をしてくれるかを問うのではなく、自分が国家のために何ができるかを考えるべきだ」との一節を引用し、個人主義が蔓延している風潮に警鐘を鳴らし、社会に貢献することの重要性を説くとともに、次世代へのたいまつとして卒業証書を渡したとの表現は、素晴らしかった。そして、各クラスの代表8人にそれぞれ卒業証書を手渡す時に、必ず「おめでとう」との声をかけ、卒業生を心の底から祝福している気持ちが表れていた。

 このような卒業式に出席できて、改めて母校の素晴らしさを実感するとともに、佐原高校を卒業したことに大いに誇りを持ちたい。