皆様、明けましておめでとうございます。

本年も細々ではありますが、皆さんに色々な神様や仏様、素敵な場所をお伝えしていこうと思っています。

引き続き、どうぞよろしくいいたします。

 



昨年はコロナに追い立てられる一年になり、なかなか自分たちのペースで生きる事が制限される年になってしまいました。

また、年末から新種が登場し全てが元に戻るにはもう少しかかりそうですね。

 

今年2022年は十二支で言うと寅年。

本来干支は、十干十二支といってもう少し細かく分かれていました。

それでいくと、今年は「壬寅(みずのえとら)」となります。

壬は、女性が子供をお腹に宿す「妊」の一部であることから、「生まれる」を意味します。

寅は、もともと「演」が由来とされ「人前に立つ」、そして読みが同じ「延」から「延ばす・成長する」と言う意味を持っているそうです。

これを組み合わせた今年の「壬寅」は、「新しく立ち上がること」「生まれたものが成長すること」といった縁起の良さを表しているのではないでしょうか。

(まぁ諸説あり…と言うことで、お読みくださいませ)

 

もう一つ特筆すべきは、36年に一度の「五黄の寅」だと言うこと。

これは旧姓と言って、古代中国からの民間信仰で、一白から九紫の9つで形成されています。

これを日本の陰陽道で、五行・十干十二支・八卦に割り当て九星図を作成し、運勢や方位の吉凶を占います。

今年「五黄土星」と「寅年」が重なった事で、最強の運の年となるようです。

 

なんだかとても今年に重なる感じがしてなりません。

辛い困難を乗り越え新たに生まれ出る。もしかしたら気休めかも知れませんが、そう思って過ごしていれば、なんだか希望を持てる気がします。

 



さて、次回からまた神社や寺院のご紹介をいたしますのでお付き合い下さいませ。


皆様にとって良い一年になりますように。