見えない世界を伝える神社ナビゲーター市口哲也です。
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【出雲紀行2022②】元八重垣神社(島根県仁多郡奥出雲町)
八重垣神社といえば、松江市にある、鏡の池の占いで有名な神社ですが、実は本当の八重垣神社が奥出雲にあると聞いて、参拝してきました。
伊賀武(いがたけ)神社内に合祀される形で、八重垣神社があります。
実は、この伊賀武神社は道沿いにあって、奥出雲から松江方面に向かうときに、毎年のように前を通り過ぎて、気になっていた神社でした。
石柱に、しっかりと「八重垣神社」とあることに初めて気づきました。
伊賀武神社の境内社として、八重垣神社があります。
神様が出迎えてくれたのですが、この日だけかもしれません。
伊賀武神社の由緒はコチラ
八重垣神社の由緒はコチラ
そして、元八重垣神社跡へ
石段でへびに出迎えられました。
ここでも神様が出迎えてくれたのですが、八重垣神社の神様がこちらにも来てくれたのかもしれません。
昼下がりの気持ち良い陽射し
山道を少し歩いて、稲田姫の両親が住んだ「長者屋敷跡」にも行きました。この石碑の横に龍神がいましたが、この日だけかもしれません。
長者屋敷跡の説明
元八重垣神社跡の説明
【古代の「八」の使い方】
出雲では、八重垣や八雲という言葉が使われますが、「八」は「たくさん」という意味で使われます。
八重垣は、何重もの垣で守られているという意味です。
八雲は、一つ、二つと数えるには多過ぎるという感覚だと思います。
「たくさん」にもレベルがあって、もっと多いと八十(やそ)や八百万(やおよろず、やもよろず)などと表現します。
八百万より多いと千五百万とすることもあります。
【神様はまさに神出鬼没】
これは、霊感のある方と一緒に参拝したときに知ったことですが、神社で出会う神様は、必ずしもその神社の神様ではないことがあります。
ご縁のある神様が、参拝する私たちにタイミングを合わせて、お社まで会いに来てくれることがあります。
神様の存在を感じたとき、そのお社に祀られている神様ではなく、特別にあなたに会いに来てくれた、ご縁のある神様である可能性があることも知っておいてください。
その場合には、しばらくすると、それまで感じていた神様がふっと消えるようにいなくなってしまいます。目的を果たすと帰ってしまうのです。
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