癒しのパワースポットとしてご紹介した大神神社ですが、実は深刻な問題を抱えています。


 その深刻な問題とは、「三輪の神様がお怒りになっている」ことです。


 もう我慢の限界を超えているご様子で、神様の声を聴くことができるDさんやFさんによれば、怒りの言葉が止まらないとのことです。最近出会ったお二人から、同じ話を聴いたので、これは私の心にとどめておくことではなく、皆さんにお伝えすべきことだと思います。

 さて、三輪の神様は何を怒っているのか、あなたは分かるでしょうか?


 原因は、三輪山の登拝にあります。

 現在、ご神体である三輪山には、誰でも登ることができます。この「誰でも」が深刻な問題の原因になっています。正確に調査したわけではないですが、三輪山に登拝する人の大半がハイキング気分で登っているように見受けられ、三輪の神様もそのことをお怒りになっています。

 全国には頂上に奥宮があり、山全体が神域になっているという山がたくさんあります。その場合でも神域を穢さないように禁足地(立入禁止)にしたり、特別な日に限って登拝が許されるという山も少なくありません。

 三輪山の場合は、山自体がご神体です。三輪山に登るということは、神様の体や頭の上を土足で踏んでいるのと同じことです。三輪山に登拝すれば、何かご利益があると考えている方もいるかもしれませんが、大間違いです。三輪の神様はハイキング気分の人たちに土足で踏まれて、もう我慢の限界を超えて、お怒りになっています。

 ご神体ですから、本来ならば禁足地にすべきなのです。神社が許可しているのだから問題ないと考えている方もいるかもしれませんが、神様はお怒りになっています。

 神職の方が禁足地に入る場合は、精進潔斎をして、禊と祓を繰り返して、それでも畏れ多いという気持ちで足を踏み入れます。それも神様に奉仕するために入ります。決して、自分の私利私欲のためや、興味本位で禁足地に入ることはありません。


 あなたは何のために三輪山に登拝するのですか?


 上記のことは、ぜひご家族やお友達にもお伝えください。


いつもありがとうございます。

見えない世界を伝える神社ナビゲーター

市口哲也