4:30起床、5:15にガイドが迎えに来る。
駅付近のバス停まで歩いて、バスに乗ってマチュピチュへ。
途中徒歩で登っている人多数見かける。25分後マチュピチュ入口へ到着、天気はあいにくの小雨が降って寒い。
開門と同時に入場し、まず急坂を登り見晴台へ。ガイドの65歳のインデヘナのJorge Castillo さんは、独学で日本語を勉強してとても熱心に説明してくれた。
インカ文明は、神、人間、魂の三つの世界があり、それぞれコンドル・ピューマ・ヘビを表す。
神は天に居て、人間は地に、魂のヘビはウルバンバ川で、コンドルは人間の死後神の居る天に魂を運ぶ神の使者。
インカは3の数字に非常にこだわっていて、石の家の窓は3つ。
Jorgeさんの説明を懸命に聞くが、なかなか難しい。
インカ文明の特色は、地震災害による石建築の知識、技術と太陽暦の研究、発展、進化にある。
中国から伝承した日本の組み木建築のように、石で組み石の知識と技術を進化させた事が凄い!
スペイン人はたった200人弱の兵力で、インカ帝国を滅ぼし首都のクスコを占領し破壊し、街を建設したが後年の地震でその全てが破壊されたが、インカの建設物だけは、ビクともしなかったという。
また太陽暦を研究し、冬至と夏至を正確に決め、年2回のその日に石で作った台形の窓から、神である太陽の光が入って来る様は、見事と言うしかない!!
こんな優秀な人達のインカ帝国が、なぜ200人弱のスペインに滅ぼされてしまったのか?不思議である。(武器を発明できなかった、かたやスペイン人は最先端の銃を持っていた)。きっとインカ人は、戦争などしない考えない平和な民族、文化であったのだと思う。
約3時間くらい朝は雨だったが、徐々に回復してワイナピチュ山、マチュピチュ全景まで見る事ができた。
再びバスに乗ってマチュピチュ村に下山し、朝食兼昼食をガイドのJorgeさんと一緒に食べて、ホテルに帰りJorgeさんとお別れする。
クスコに帰る列車の時刻は16:40と時間がかなりあるので、駅の待合で時間を潰して、来た道をクスコまで帰ってくる。
クスコ着21時、今日は疲れたけど、夢のマチュピチュに行けて楽しかった。
入口
ワイナピュチュとマチュピチュ全景
ウルバンバ川
正門
凄い石組み
天体観測の水かめ
コーンとジャガイモを栽培した段々畑
ウルバンバ川沿いの店で朝食兼昼食
バスで入り口まで登る
放し飼いのラマ
ガイドのJorgeさん
霧のマチュピチュ