8:30ホテルを出発してイピアレス郊外を経てエクアドル国境へ。

コロンビア出国はスムーズだったが、エクアドル入国イミグレーションでひっかかり別室にて待機させられる。

窓口では、犯罪記録証明書を要求され、パスポートリストが来ているわけだと言っても、受け付けてもらえなかった。

日本人のバックパッカーに会って、いろいろ聞いたが彼はあまり情報を持っていないようなので、ビザの件でアドバイスした。

その間Mr.HansとWhat’sでやりとりして、順番が来て幾日滞在したいか?と聞かれ30日と言ったら、窓口のスタッフに何か言って、すぐに90日間のビザを発給してくれた。やはり我らの情報はイミグレ上層部には伝わっていた。

先の日本人バックパッカーも多分10日間の通過ビザを取れたと思う、手を振ってバイバイしてくれた。

国境通過に約2/h半を費やし、コロンビアペソをドルに両替してMr.HansがやっているFinca Sommerwind へ向かう。

途中食料を買い付けしてキャンプ場へ到着、Mr.Hansと会い、国境通過の便宜に感謝してお礼を申し上げる。てっきりお金を払うのかと思って聞いたが無料。

その訳は、非常事態宣言や犯罪履歴証明書などを義務付けると、商売に影響してしまう由をエクアドル観光庁の長官へ手紙を書いたらしい。

そしたら副長官を紹介してくれて、通過したい人のパスポート、通過国境名などのデータをもらえれば、各イミグレの部長級スタッフへデーターを送付して、

希望するビザを発給するという約束を取り付けたらしい。

あくまでも自分の商売を守るためにやっている事だと笑っていたが、我らには神様みたいだ、ありがとうと言って感謝の気持ちを伝えた。

このキャンプ場は、オーバーランダーには有名なキャンプ場で、オーナーがドイツ人だからか圧倒的にドイツ人オーバーランダーが多い。

皆気安く声を掛け合い、話し合って、アメリカ、カナダでは見られなかった光景だ。

我らのすぐ後ろのワーゲンバンのオッサンもドイツ人で、一人旅で薬を大きな箱いっぱい積んでいて、声をかけたら心臓を3回、胃か肺を1回手術して、薬を飲みながら、故郷に奥さんを置いて一人で旅しているユーチューバーで、ステッカーを交換した。あんな重病なのにやはり旅が好きなんだろうなあ。


イピアスの街


イピアスの街


国境バイバイコロンビア


エクアドル国境


エクアドル国境


キャンプ場へ行く前に、食料買付け