7時起床、朝食トイレ後、8:30‘’Prudhoe Bay 北極海へ、ツアーバスで向かう。

ここブルード・ベイ一帯は、メジャー石油のB.Pとエクソン社が政府より長期間レンタルしていて、旅行者は自由に行けない。

それで、昨日宿泊したキャンプ(簡易宿泊所)に北極海ツアーを申し込んだ。

同じキャンプに泊まった旅行者約24名と一緒だが、運転手兼ガイドの言っている事が全くわからなくて残念。

検問ではパスポートチェックまでして、厳重だった。

浜辺に着いて、北極海は濁っていて綺麗では無かったが、とっても冷たかった。にも関わらず同行者の多くが泳いだ。

北極キツネが我々の前を歩く。

ダルトンHwyで、最初パイプラインを見て心が躍ったが、ブルードベイの石油基地を見て、複雑な気分になった。

あのフランク安田がやって来た時は、ポイント・バローと言う地名で、多数のエスキモー達が生活していたはずなのに、1人も見かけない。この基地だけで約5,000人が働いているが、居住者はたった25人とかで、ほとんどが短期労働者つまり全世界から金を稼ぎに来ている人達だ。

晴れるのは2週間に1日で、ほとんど毎日雨かどんよりした曇りの日で、冬は-60°の世界で太陽は登らず毎日が寒く暗い。逆に夏は、日が沈まない白夜が続く

北極圏の厳しい気候だ。

そんな厳しい環境に我慢して働いて、大金を手にして帰っていくのだろう。比較的若い屈強な体格をした人達が多く目に付いた。

そういう俺も若い時、ここで働こうと思っていた時があった、金稼いでアメリカで一旗上げようと・・・。

今日は停滞で、滞在先を変えてBrooks Camp に滞在する。

ダルトンHwy 終着点のゼネラルストア入口の壁に、スタンプを貼った。

陸路で到達できる世界最北端の地ブルード・ベイ!

フランク安田が初めて踏んだアラスカの地!

トウクトトウヤクと2カ所行けて良かった!

ここからアルゼンチンのウスアイアまで、パンアメリカンHwyが始まリ、我々の旅もやっとスタートだ!!


Deadhorse Camp


真っ黒なクルマ


北極海ツアーバス


鉛色の北極海


ついに来た!ブルード・ベイの北極海!!



北極キツネ


ダルトンHwy 終着地


ステッカーを貼った!


今日泊まるBrooks Camp 永久凍土の上に建っている