学生の前で話すうちに、それぞれどんな競技観を持っているのだろうと思った。
今、自分の中で陸上に使う時間の配分は
教えることが8割、
自分の競技が2割。
そして教えながら、
更に色んな事を教えられている。
スランプ、
プラトー、
故障、
挫折。
何回味わってもいい気分じゃないけど、そこに落ちた時、いつも自分を見つめ直す機会があった。
落ちるだけ落ちて、またはい上がる。
「手術」という選択肢も2回あったけど、「まだやれる」と言い聞かせて続けてきた。
仕事を始めて3年目。
諦めるのはいつでもできる。
諦めたらだめだと、陸上部の子達に、体が動く最後まで走って跳んで投げて、伝えつづけたい。
歳をとってみっともなくても。
走ることでしか伝わらないこともあるから。
週末の大会は、これからも成長できるのかを確かめる重要な大会になる。