昨日は午前中に、ステージリハーサルをやって、コンサートは午後13:20分から始まりました。

 

朝食前にペンションの周りを歩いてみました。

美しい花が咲いていて、いくつかの建物が森の中に立っています。

別荘地としては、そんなに新しい地域ではありません。

今回宿泊したペンションも30年以上たっているところです。

しかし道や、清里の森の別荘地としての体裁はここはきちんと守られているように思います。ちゃんと管理棟があり、別荘地の内に入るゲートにはインターホーンで訪問先を通報しなくてはならないようになっています。

テニスコートやギャラリーも管理されており、きっと今でも管理がうまくいっているのだなあと思いました。

朝散歩して回っていた時には、子鹿が道を横切ったり、森の中のそれぞれ工夫された別荘を見ることができました。ペンションが広がっていて、この暑い夏を乗り切るには素敵なところだと思います。

 

このペンション村や別荘地の方々にもお声をかけたそうですが、土曜日だったこともあり、お客さまも結構いらしていただけました。

14組のメンバーが出演しましたので、かなり長いコンサートでした。3時間を超えるコンサートになってしまいました。

 

朝食後、ペンションから歩いて音楽堂まで出かけました。

靴、ロングの洋服、楽譜、化粧品などを持って歩きましたが、昨日、音楽堂から歩いてきた時よりは距離が短く感じました。

やはり一度歩いて知っているところと知らないところを歩くのでは感じる距離感が違ってくるようです。

 

午前中決められた時間に沿ってリハーサルを行いました。

やはり1番弱い部分がわかりました。

有節歌曲といいますか、1番、2番と繰り返して同じメロディーを歌う曲では、途中で2番を歌っている時に、1番の歌詞になってしまったのです。

リハーサルの時は、ちょっとそれに動揺してしまったのか、間奏の長さが一拍ずれてしまいました。

何とか伴奏と食い違ったところを直して、そのまま歌い続けましたが、まだまだ未熟者なのだと感じました。薄い部分があるのです。それがわかっただけでも良かったかもしれません。

そのリズムの間違いは、本番ではリハーサルで失敗いたしましたので、そこにはかなり気をつけましたので、歌詞が混じってしまうということはもう一度かなり意識的に直しておかなければならないことを感じました。

ハイドンの歌曲は7月の後半と8月のコンサートでも歌いますので、もう一度直しておきたいと思います。

 

今回は曲の表情をつけることに気をつけて歌うことをかなり工夫したのですが、それは聴いてくださる方にも届いたようで、そういう感想はいただくことができました。

肝心の歌詞を間違ってしまったのですから、本当にまだまだという気持ちがいたしました。

しかし、初めての場所で初めてのお客様の前で、その反応を見ながら歌う経験は得難いものでした。

しかし昨日は朝からこのコンサートにかかりきりで、本当に疲れました。

 

夕方にペンションへ帰ってきての夕食では、伴奏の方と果実酒で「ご苦労様」をいたしました。「山なし」のお酒で、ピンク色のあまり甘くない果実酒で、私は美味しいと思いました。

こちらで泊まって明日の朝帰りますので、今回安心してアルコールを飲むことができました。

おいしかったです。少量でしたので、お酒と感じることもなくいただくことができましたが、

夏のコンサートの1回目が終わりました。

 

やはり山の空気は涼しいもので、今朝は快適に起きることができました。