といっても、大々的な音楽祭があるわけではありません。友人が作って今年第一回目を迎えるコンサートです。

清里の地にセカンドハウスを求めたことをきっかけに、ここで音楽活動をしていきたいと考えたそうです。何年か前に一緒に食事をした時にそういった構想を話していましたが、コロナの時期を経て、いつの間にか時が経ち、実現に至るとは思っていませんでした。

私が8月の音楽会で、彼女たちに一緒にコンサートをやらないかとお話をした時に、合わせてこの構想をお聞きしたのです。

私もまず、第一の本番として、知らない方の前で、知らない土地で歌うということを経験してみたいと思いました。

伴奏者を弾いてくださる方もお誘いして、伴奏だけでなく自分がモーツァルトのソナタもお弾きになることをお勧めしました。少し外の空気を吸うことも必要です。こういった刺激は生活に活力を与えます。

 

その方から電車のチケットの件でお知らせが来たのです。

電車の券は指定券と乗車券を合わせて一緒に買ってくださるとおっしゃっていたのでお願いしました。

私は新宿から、彼女は立川から乗車となりますが。

小淵沢から小海線です。

頭の中だけであったことが、こうやって現実に形をとっていくのですね。

新しい経験は、心がちょっとワクワクいたします。

 

ピアノ研究会の方ですから、2日の日にプレリハーサルをしましたが、2人ともいつもより早めに練習を詰めておりましたので、仕上がりへの道はいつもより早めのように思いました。

6月半ばに、ピアノの先生に歌の伴奏を見ていただく時がありますので、その時にはコンサートの時の形で聴いていただくつもりです。

もうあと1ヶ月なのですね。

 

近頃マーラーの曲を決めるのに時間をとられてしまって、ちょっとハイドンの曲の練習が薄くなっておりました。

 

これまでいろいろな問題が出てきて、上手くいかないところがあり、ゴタゴタと気持ちが落ち着かなかったところがありました。

8月のメンバーも決まりましたので、プログラム順の案を何通りか決めておきました。もう1人の方の歌が、日本歌曲だったら、どの作曲家の曲になるかで、組み合わせ方が変わってくるように思いますので。

 

さて後は、自分の演奏を高めていくことを中心に考えていきたいと思います。

本日はマーラー3曲のうち2曲を大先生に聴いていただく予定です。

いろいろなご指導を今回いただいて、後はそのご指導が少しでも演奏に活かせるように練習していきたいと思います。

 

ハイドンとパーセルは、1ヶ月後の清里音楽祭での第一本番で歌います。

その後ハイドンの曲だけですが、7月末の研究会の本番で歌います。

ハイドンは早い時期から取り組んでいたので、大先生にもレッスンで聴いていただいておりますので、本日はマーラーだけを聴いていただくつもりです。

 

この期間にマーラーとハイドンを並行して練習して仕上げていくことになります。

そのための第一歩が、清里です。

出演者で、ペンションを貸し切りにしていただいているようですので、他の出演者と顔合わせをすることができるようです。

どうも案によると出演者全員で、音楽祭の最後の演奏をするようですので、その楽譜がもうすぐ届くとのこと。

歌ならば歌で、楽器の方は楽器で、なにしろ全員で演奏することが1番の目標のようです。

ちょっと変わったコンサートですので、出来るだけ協力して盛り上げていきたいと思っています。

この第一回目がうまく滑り出すことができるように……

 

一昨日、ライブビューイングの帰りにさくらんぼを今年初めて買いました。

佐藤錦を売っていたのです。

季節の果物で、貴重な貴重な赤い粒ですが、このあまり甘くなりすぎない、酸っぱさも残した果物が大好きです。

今年の初物。粒は少し小さかったですが、なかなか美味しかったです。

今年も6月になったのですね。