昨日はお弟子先生レッスンでした。

いつもは金曜日に行くのですが、今週は、場所を借りて伴奏合わせをする日が金曜日でしたので、今週月曜日に行って、来週の大先生レッスンに備えようと思っていたのです、

しかし調子がイマイチで、注意されてばかりでしたので、来週のためにこの土曜日にもお弟子先生にレッスンしていただくことになりました。

 

マーラーの曲で、今月初めて聴いていただく曲なので、深い形のレッスンをしていただきたいと思っているので、一週に2回行くことになったのです。

マーラーは8月に歌う曲なので、大先生レッスンがひと月に1回ですので、最大限でも、6月、7月、8月の3回しかレッスンしていただけないので、この1回目のレッスンで、この曲をどう考えて歌っていったら良いのかのヒントをいただきたいのです。

この6月の最初のレッスンが大事なのです。

次のレッスンは、その教えていただいたことを、聴いていただいて、それで良いのか悪いのかレッスンで聴いていただきたいのです。

そして8月に仕上げとして聴いていただかねばなりません。

月曜日のままではダメだと思いましたので、この土曜日にレッスンを入れていただきました。

自分の今感じている課題を、なんとかしていきたいと思うのです。

この何週間か、つかめそうでつかめないことがもやもやしているように思っていたのですが、あまり気持ちがキリキリしないようにいたしました。

 

何か電車が混んでいるなあと思いましたら、昨日は土曜日だったのですね。

 

やってきたことをあまり肩に力を入れないようにしてみようと思えたのは、一昨日ピアノの方と合わせを兼ねて、少し広い場所で練習したからかもしれません。

ピアノの方もかなり練習してきてくださったようで、先日よりかなり雰囲気が出てきていました。

そんなことを感じると、心が上向きになってきて、「こういう風に歌ってみようかな」と気持ちが自由になってくるのです。

そうすると、今まで出てこなかった声が出てきたりするのです。

そうすると、「これでどうかな」と色々試してみることもできるのです。

曲も本日はハイドンのプログラムですから、不思議にちょっとリラックスした気分になれたのかもしれません。

1人でああだのこうだの練習していると、気持ちが閉鎖的になってきていたのです。

もう一組の方と、聴き合いながら練習をすることで、ちょっと気持ちが軽くなったのです。

 

やっぱり少し気分を変えることが1番です。

 

そういう気持ちを持続して昨日のレッスンを受けましたら、「今日のような感じで歌えるのだったら移調しなくても原調で充分歌えるわね」とのこと。

「もう出来ない、出来ない、ここが出来ない」とイライラすることで、悪い方へ悪い方へ自分が引っ張って行っていたのです。

「出来なくても仕方ないから息だけは送っていこう」と思っていました。

この何回か注意され続けたことが、上向いた瞬間でした。

 

練習のやり方や気持ちを入れ替えることって本当に大事なことですね。

もう一組の方に聴いていただけたのもよかったように思います。

私自身もその方の歌い方を聴いて、自分を振り返ることができたのですから………

 

さて本日はピアノ研究会の聴き合い会及び原稿の読み合わせの会があります。

そんなに大きな場所ではありません。皆さんの今の状態をお聴きすることができますし、何しろ人前で演奏するわけですから、それなりに緊張いたします。

これがカンフル剤となっていくことができればと思います。

 

昨日の気持ちを忘れないようにしっかりと歌うことができるように……

気持ちが明るくなってくると、自由に歌えるように思えるから不思議です。