夏のコンサートの件で心がざわついてしまいました。

このメンバーでやりましょうという最終的な合意で話を進め始めたのですが、違うお話になっていきそうになり、とうとう気持ちが爆発してしまいました。

どうも気持ちが重くていけません。

 

そんな中、昨日も《天地創造》の練習がありました。

先週大先生の身体の具合が悪かったので心配していました。今回はお元気になっていらっしゃいましたが。

お弟子先生に大先生のお加減を先日お訊きしましたら、そう言ったこと自体をお訊ねすることに関してかなり怒られましたので、もう何も言わないで知らぬ存ぜぬで過ごそうと決心しました。

(こんな自分であることが時に嫌になってしまうのです。)

 

昨日のレッスンでは、大先生は細かいところまで何度もやり直しを指示されました。

自分でもおっしゃっていましたが、「今日はかなりいうことが細かいし、厳しいね」というご指導でした。

先日の勢いで行くと、昨日で合唱の部分の最後まで進んでしまうかと思いましたので、今週は後半の部分を集中的に練習していったのですが、予想は外れました。

しかし、一昨日見たムーティーの姿が浮かび、以前よりハイドンがだいぶ身近に感じられるようになってきたように思います。(文化会館の資料室で、天地創造のLDを1時間ほど見ました……)

ヨーロッパの方とハイドンの関係は、日本人の私には考えられないものがあるように思います。

 

大先生もおっしゃっていましたが、バッハに比べて、持っているものがストレートに伝わってくるものが、ハイドンや、ヘンデルの音楽にはあるのだとのこと。

バッハの音楽は、深い迷路に入っていくように思うとのこと。

しかし、まあ自分がその演奏に携わって、少しその音楽に入り込んでいくとその良さに触れることができるように思いました。

ヨーロッパの方がハイドンを愛する気持ちは、実際に触れる機会が多いこともあるのではないかと思います。

実際に歌ってみるとなるほどというところがあるのです。

最初に歌い始めた時より、だいぶ親しみを持てるようになってきました。

曲の長さも関係しているのかもしれません。

まだまだ、根底に流れる音楽の持つ深さが違うのだと思います。

大先生の指揮を見ていると感じます。

こうやって実際に何ヶ月もかかって練習していくことを通して、今まで触れてきたことがないもの側面を感じさせていただいているようにも思います。

昨日はソロとの掛け合いの部分も、合唱団の方でソロを歌える方が前に出られて練習してみました。

天使役の3人の方が結構よくお歌いになれましたので、合唱との掛け合いの醍醐味を味わえるように思いました。こういう合唱をお好きで続けてこられた方が何人もいらっしゃるのですね。

昨日で《天地創造》はまだ3回目の練習なのですが………

 

本日は、マチネで森麻季さんのコンサートから、上野のアスミク・グリゴリアンさんのコンサートへと参ります。ちょうど重なってしまったのですが、時間的に大丈夫だろうと思いましたのでチケットを求めたのでした。今回のグリゴリアンさんのプログラムには、《エレクトラ》《サロメ》が並んでおります。先日のプッチーニもお聴きしたくて結局両日購入したのです。

R.シュトラウスがどうしてもお聴きしたいと思う気持ちが強くありましたので、本日分も購入したのでした。(2枚で1枚分と考えたので文化会館の階段の上り下りがもれなくついてまいります。)結構ハードな予定になってしまいました。

桜木町駅からの県立音楽堂までの往復と、文化会館の4Fまでの階段の上り下り。

まあ、何とか今のとこる大丈夫そうですが………

今日は清々しい天気なので嬉しいです。