2月の最終週になってしまいました。

《マタイ受難曲》の2月の練習も昨日で終わり、3月の最終練習から4月の本番に向けてのオーケストラ合わせが入ってきますので、昨日は1部も2部も一回通すことを目標にがんばりました。

1回目よりはやはり、進みが早くてもついていける方が多くなっているのかもしれません。

先生が「ここはこうやってほしいと言いましたよね」といわれて、楽譜をよく見るとそういう風に既に記入してあるのです。それが頭に入っていないので、普通に歌ってしまって注意されることが多いのです。

やはり今回歌っていても、よく覚えている曲と、「あれ?こんな曲ありましたっけ?」と感じる曲があるのです。やはり練習の薄いところを何度もやって、ちゃんと頭に入れておかねばならないことを感じます。

 

実は近頃やらねばならないことがいろいろ多すぎて、ちょっと《マタイ受難曲》の練習まで手が回らなかったのです。

2回目の《マタイ受難曲》は歌詞も全部とは言いませんが、大変なところは暗譜することができるのではないかと思っていたのですが、このところの練習不足で少しづつ記憶が薄れてきてしまっているように思います。

「ここは先生をしっかりみなくちゃ」という部分から少しづつ覚えられるようにしていきたいとは思っているのですが、何しろ大曲ですので、なかなか思うようにはいかないのです。

 

昨年の演奏で短い曲を歌ったテノールの方が、今年は音楽大学を卒業して比較的長いソロの部分を歌うことになったようで、昨日その部分を歌ってみました。身体も少し大きくなったように思いました。よく勉強されているようで、昨年その部分を歌われた方とはまた違っていることがよくわかりました。大先生は今度歌うときは暗譜で歌うことができるようにと指示されていました。楽譜は持っていても「目線を客席の後方に持っていくことができると、声の広がりがかなり違ってくるからね」とのこと。

エヴァンゲリストの方は昨年と同じ方が歌われるようですが、大先生はその方にも暗譜で歌うことを要求しておられるようです。(あの長いエヴァンゲリストの部分を覚えることはかなり大変なことと思いますが、若い方にはかなり課題をしっかり与えていっているようです)

昨日受付のところに置いてありましたが、4月号の『モストリークラシック』に大先生が歌ってきたこのエヴァンゲリストのことについての記事が載っているようです。

1回目には1回目の大変さと感激がありましたが、今度はその経験の上に立った演奏が出来ると良いなあと思っています。

今度はヴィオラダガンバがオーケストラに入ってくるとのこと。

オーケストラの音色もどう変わってくるのか興味はあります。

イエスは先日先生が岡山で指揮された《フィガロの結婚》で伯爵を歌われた方が歌われるとのこと。バスはウクライナの方が歌われるということを先生はおっしゃっていました。

演奏の方は1回目より少しずつステップアップしていくように計画されているようなのですが、集客がうまくいくかが問題です。

場所が横浜のみなとみらいホールであること。

平日の夜で、《マタイ受難曲》というあの長大な曲を聴きにきていただけるかが心配です。

大先生は客席にお客様がほとんどいないという夢をみた、とおっしゃっていましたが、かなり心配なことは確かです。

昨日合唱団にチケットが配られました。

こちらも頑張らなくっちゃ………