昔大学の時にお世話になったピアノの先生がおつくりになったピアノ研究会ですが、先生がお亡くなりになった後、自主運営のようになっておりますが、顧問の形でピアノの技術面を教えていただいている先生が2人。
テーマに沿って自分で研究したいという方がご指導していただいている先生が1人いらっしゃいます。
今回は、顧問の技術指導の先生のお1人にレッスンをしていただきました。
レッスンに通っていらっしゃる方に聞きますと当たり前のことですが、教え方に違いがあるようです。私はどちらの先生の実技レッスンにも参加したことがないのでわからないのですが、連弾の相手の方のアドバイスに従って、まず、お1人の先生に見ていただいて、4月にもう1人の先生に教えていただくことにしました。
研究の方も先生がご存命であった時は、全員参加だったのですが、こういう形になってからは、希望者で行うということになっております。
私は近頃はどちらにも参加せず、発表をする機会としてテーマに沿った時代の歌を歌わせていただいていました。
そもそも「ピアノの会なのになぜ歌が出演するのか?」という方もいらっしゃったのですが、まだ私たちの先生がご存命だった頃、「ピアノの伴奏の分野も発表の機会があっても良いのでは?」とおっしゃっていたのです。
先生ご自身も、奥田良三先生のピアノ伴奏をなさっていましたし、奥様も有名なアルトの歌手でいらっしゃいましたので、かなり伴奏の分野でも活躍なさっていたので、そういった面を理解してくださったのです。
そしてピアノの研究会への復帰となったわけですが、最初は小曲を弾いておりましたが、本当に不器用な性格で、やはりあれもこれもはできなかったのです。
幸い味方になってくれる先輩方もいて、歌の参加のみも認めていただけるようになったのです。
(大体、この研究会をながーいお休みをいただくことになったのも、本番で数ページを飛ばしてしまったからです。途中で曲の途中に戻るわけもいかずに、そのままかなり短く終わってしまったという失敗から、その頃仕事も忙しく、レッスンを続けていくとしたら、歌の方を優先したいと思いましたので………
というわけでかなりの空白が空いてしまった後の久しぶりのピアノレッスンでした。
まだ勤務していた時は、行事の際の歌の伴奏や、もちろん授業の時にもピアノは弾いておりましたので、知らないうちにピアノの練習はしていたわけです。
しかし一昨年の春に非常勤の職を辞しましたので、本当にピアノを弾いておりませんでした。
で、昨日でしたが、自分では決めかねていたことをいくつか質問させていただきました。
ピアノのペダルの踏み変え方( 連弾の場合は2パートがペダルを受け持ちますので) スタッカートの部分の演奏の仕方、など。
それにオクターブで音があちこちする時、音が外れないようにする工夫の仕方などなど………
今まで1人で練習している時に、ピアノを弾いていると自分が若い頃先生に注意された言葉が良く蘇ってきていたのです。
テンポもまずはゆっくりして、音の感じや強弱についても聴いていただきました。
「細かくやるとすればここの音だけはできましたら左のペダルを踏んでみてください」とのご指導が入りましたが、今の状態ではちょっと余裕がありませんでした。
4月にもうお1人の技術指導の先生にレッスンしていただきますので、少しずつ練習を積み上げていきたいと思っています。