お正月に何気なく目にした、テレビの番組。

「Dr.コトー診療所」

今回途中からしか見ていなかったのですが……

以前見ていた時の設定からかなり時間が経って、漁師の息子の役で、「僕も医者になる」といっていたその子が夢破れて島に帰って来たというところでした。

嵐が島を襲い、多数のけが人が出て大変な時に、コトー先生は白血病になって倒れてしまうのです。ちょうどその時コトー先生の子どもが生まれるといった、これでもか、これでもかという出来事が起こるのです。

 

その番組のテーマ曲が流れました。島の海を背景にしたその診療所の映像と一緒に、「銀の龍の背に乗って………」

なるほど、それでこの映画なの?

 

また先日「千と千尋の神隠し」のアニメーションの映画をやっていました。

これもまた何も意識せずにチラチラと見ていましたら、何回見てもきちんと細かいところまで書き込んである映像と、こんな場面もあったのだなあというところがあり、昔見た時よりも、面白いなあ、優れた映画だなあと感じたのです。

もちろん有名なアニメーションですから、お正月にやっていても不思議はないのですが、これもまた、主人公の千尋を助けてくれる「はく」が白い立派な龍の姿をしているのです。

それを見ていたら、先の「Dr.コトー 診療所」の時の曲が浮かんできたから不思議です。

「銀の龍の背に乗って〜」

もしかすると、だから「千と千尋の神隠し」だったの?

 

どちらも龍つながり?

こうやって考えてみると、「龍 」という想像上の動物が、干支に入っているのは割合身近な存在だからなのでしょうかね。

 

龍の爪の数についてももそういえば、聞いたことがあります。

「ラストエンペラー」に出てくる皇帝の装飾された部屋や、きているものの龍の爪の数が5本なのだと聞きました。皇帝のものはそうやって差がつけられていたようです。

この映画音楽を担当された坂本龍一さんの音楽とともに思い出すのが、この龍の爪の数の話なのです。

坂本さんは1月17日生まれで、今年の誕生日が来たら72歳になっていたのですね。

今気がつきました。だからお名前が龍一なのでしょうか。

辰年生まれの方だったのですね。

 

わたしはその話を聞いた後、龍の絵を見ると必ず、何本爪があるのかを見るようになりました。

位が低くなると爪の数も少なくなるようです。

そんな考え方は中国から来ていて、日本の龍は何故だか3本爪とのこと。

考え方は色々あるのでしょう。

 

先のテーマソングの曲も、パッと浮かんでくるのは、「銀の龍の背に乗って〜」の中島みゆきさんがお歌いになるフレーズなのですから………

 

誕生日といえば、本日 1月11日 と1が続く、この日は私の誕生日です。

私も銀の龍の背に乗って、舞い上がりたいものです。

 

まだ咳は直りませんが、普通の穏やかな日の誕生日です。

一つ歳をとりました。