昨日の演奏は自分としては後悔だらけでした。

昨日の朝起きてどうしようか、ずっと考えていたのですが、やはり自分の喉の調子は良くなかったのです。

もう少しなんとかできたはずなのに………

演奏会場へ行こうと思った時から、やると決めたらなんとか無事にやり終えることを考えるべきだろうと思っていました。

どうやったら良いか、考えるべきでしょう。

結果は良くはありませんでしたが、何とか自分の出番の歌と、クリスマスソングの部分を歌うことができました。

まず第一声からこれはダメだなと思ったのですが、そう思っていても仕方がないのですから、歌いながらどういう方向で歌えば、何とか歌い通すことができるのかを、考えて色々試してみました。

そんな中でもうまくいった時と、どうしてもできなかった時と、まあ何とか最後まで歌い通すことができましたが、近来にないくらい良くない出来でした。

しょうがないですよね。こんな時もあります。(もうそう思うしかありません)

今回は、自分の身体のコントロールに失敗したのですから、自分の思い通りに演奏できなかったのは仕方がないのですね。(とても悔しかったのですが……)

今回は本当に残念でした。

他の方は今回は好調でしたので、申し訳なく思いました。

今回のお客様をロビーでお見送りしておりましたら、ある方が握手を求めてこられて手を握って、「ありがとうございました。良かったですよ。感激しました。」と目を潤ませておっしゃったのです。本当に良くない演奏でしたので、そんな言葉をかけていただけるとは思っていませんでしたので、びっくりしましたし、どなたかと間違えられたのかと思いましたが、言葉通り受けとらせていただくことにしました。

自分の中でがっかりしておりましたので、このお言葉は本当に嬉しかったです。それに握られた手の力強く感じたこと。

反面、そういう方にももっと良い演奏が届けられたのにと自分が情けなかったのですが。

後、お二人の方にも暖かいお言葉をいただくことができました。

 

クリスマスソングの後に、アンコールはないのですか?と言われて〈聖しこの夜〉を急遽歌うことになったのですが、お一人歌詞を持っていらっしゃる方がいたので、2番まで歌うことにして、私が音楽療法で習った、歌詞の先読みの技術を生かすことができました。

無駄なことってないのですね。

この先読みの技術は優しいようでいて、結構難しいのです。読むタイミングが肝心なのです。、歌詞が聞こえて、歌うのに間に合うようにしかもその曲の拍子感に合わせて次のフレーズを読むのです。

音楽療法の実習の時にどういうタイミングが良いのか、研究しました。

母のお世話になっていたグループホームのクリスマス会以来です。

演奏としては心残りでしたが、今自分のできることはすることはできたかな……

 

もう朝の段階で、お弟子先生レッスンは無理と判断しましたので、その段階でお断りいたしました。

ここまできてちょっと疲れがどっと出てきたのでしょうか。

こんな状態ですので、この陽気がとても暑く感じて、気候的に温度が高いのか自分の体温が高くなっているのかわからないので、不安になるのですが、熱は出ていないのです。

今回はひたすら喉に問題があるのです。

もう後は黙って過ごすしかないでしょう。