いや〜 何ごとかと思いますよね。

私も深夜、ひょんな拍子テレビを見なければ、こんなこと思わなかったのですが…………

別にラグビーファンでもないのです。

筋骨隆々の選手が、ぶつかり合ったり、スクラムを組んでその中からボールが出てきたり、そのボールをもってめちゃくちゃぶつかってくる人を避けてある場所まで走り込む……

 

この両チームともに、日本のチームとこれから試合をするのだとのことでした。

実はこの試合の開会の部分を見ていたのです。

何しろ、この日(昨日)大先生にレッスンしていただいたスペイン語の歌曲を作った方が、アルゼンチンの作曲家だったので、アルゼンチンの国歌ってどんな曲なのだろうという興味がテレビのスイッチをオフにさせなかったのです。ちょっと興味を惹かれたのです。

 

まず、アルゼンチンのアンセム。

またこのアンセムという言い方も初めてでした。国歌のこと?

でもこのラグビーのW杯というのは、代表チームは国だけではないということでしょうかね。

アンセムとは賛歌、応援歌という意味もあるとのこと。

なるほど………

それに試合前の部分にニュージーランドのチームが、最初に力を鼓舞する「 ハカ 」は有名ですが サモアチームの「シバタウ」というこれも戦いに対して自分たちの力を鼓舞する、同じような儀式?がありました。

昔は、きっとああやって鍛えられた兵士たちが国を守るための戦いに赴いたのでしょうね………

そんな空気を感じます。

 

このアンセムの音源も、今回色々な形があったようです。

実はアルゼンチンのアンセムは「どんな曲なのかな」と聴いておりましたら、チームの皆さんが最初誰も歌っていないのです。

? 長い、長い前奏のような部分があって、少しテンポが変わって歌がやっと出てくるというものでした。こんなに長い前奏の部分があるのかな?とちょっとびっくりしたわけです。

 

それぞれの国によって色々なのだなあと改めて思ったわけです。

結局、アルゼンチンのアンセムの記憶はあまり残っていないのです。

 

試合の冒頭の迫力はすごかったです。ボールを高い位置でとった時に、サモアチームに危険行為があったということで、イエローカードが出たところあたりで観戦はやめたのですが、本当にぶつかり合ってしかも動きが、今までのラグビーというイメージに合ったよりも、かなりスマートな動きで、「ラグビーって面白いものなのだなあ」と感じた次第です。

昨日の締めくくりがこれでよかったです。

 

昨日は9時台の家を出て、大先生のレッスンへまずはまいりました。

薬が4種類になり、ちょっと心配しておりましたら、レッスンの伴奏をしていただいている方が、その新しい薬は少し強めのものなので、お母様が飲んだ時めまいを起こしたことがあるとおしゃっていました。

何しろ、薬ですからね……うーむ。

今回の大先生レッスンでは、この長い独白のようなレスピーギの歌が、「退屈だねえ」とのこと……

「どう変化をつけていくか考えてみよう」「弱音の部分は明るく歌う方が良いね。反対に高音の強い音の部分はもっと丸い声の方が良いね」というアドバイスが。

「強いところは強いし、弱いところは弱く、ちゃんと歌っているけれども、今の感じでは退屈です。ずっと同じ感じで聴こえるね」

「自分の歌の録音を聴いて、自分でどんな色で歌うか、どんな声がここではふさわしいか考えてごらん」

ぐっと心に残る言葉でした。自分の感性を問われているわけです。

 

スペイン語の歌では、日本語の訳詞ではないもっと深いニュアンスを持つ解釈をしてくださいました。

「なるほど、そう言った意味に捉えて歌うとやはり歌い方が変わってくるなあ……」

 

やはり、大先生のレッスンはちょっと他とは違っているのです。