一昨日の昼から夜までの練習の疲れから気持ち的にも立ち直れないような月曜日でした。

1つのことに頭が占められてくると、他のものが脳裏から消えてしまう傾向があります。

よく考えてみれば、夏のコンサートのパーセルの曲の解説の原稿をそろそろ書いておかねばならないのです。

選曲を始めた時に、この曲はどんな曲であるのか?、はたまたどんな内容の曲であるのか?(オペラの中の曲であるので、どんなオペラなのであるか……)長さは?、作曲年代は?などということは検索して下調べはしたのですが、そういった時に一気に一緒に書いてしまえば良いのですが、その時はその時で、時間や年代のことなどにとらわれてしまっているのです。決められた時間内におさめることと、テーマに沿った内容であるのかということに考えがとらわれてしまうのです。

残念ながらその時考えたことなどは忘れてしまっているので、原稿書きはまた一から始めねばなりません。

そういえば、今やっておかないと書き損なうような気がしてきました。

4月は〈マタイ受難曲〉の練習やその他諸々のことに追われてしまうように思いますので……

 

この夏のピアノ研究会でこの何年間か伴奏を弾いていただいている方が、ミューザ川崎にある練習室の予約ができたというご連絡が来たので合わせて原稿のことも思い出した次第です。

 

私はその日は、実は浜離宮ホールのランチタイムコンサートへ行くのですが、帰り道に川崎へ寄ることは可能なので、その日に今年1回目の合わせをすることにしました。

浜離宮からそちらへ伺うまでに時間が余ってしまいますが、原稿を書くための参考の書籍を探したり、他の探し物(  例えば今度の演奏会用の白いブラウスなど…… )をしていると、きっとあっ

という間に時間が経ってしまうような気がします。

 

本日は、午前中は歯医者。昼に今年昨年までいた勤め先で仲良くさせていただいた方とご一緒にお食事をすることになっています。夕方にはムーティの《仮面舞踏会》ですから、多くのものが受けとってこられるように、ある種の感性の休養時間を設けて、ふんわりと吸収できる余裕を作っておきたいと思うのです。

 

それに来週は大先生の個人レッスンです。

この1ヶ月かかって先月のご指導の内容を考えながら練習したので、その曲を中心に聴いていただくつもりでいます。

どう歌えば良いかという曲想の部分をいろいろアドバイスいただいたのです。

どういう風にしたら、歌が新鮮に生きるかを常に考えていらっしゃることを感じました。

結局何度かやり直しているうちに、最初の曲想と違った歌い方になりました。

お弟子先生は、「どう歌うのがあなたに一番合っているのかを考えていただいたのよ」とおっしゃっていましたが………

それに沿って直して歌ってまいりましたのその曲は是非聴いていただきたいのです。

そしてパーセルの他の曲もご指導いただきたいと思うのです。

そのためには「この曲をこう歌いたいです」ということを、はっきりと示すことができるようにしておかなければならないのです。

 

それにもう一つありました。秋のコンサートで( 主に日本歌曲の講座のものです) やることになっている 邦人作曲家のオペレッタの 割り当てられた歌の練習をしておかなければなりません。

動きや、演技などの違う要素が入ってくる時には、歌はもう身についたものにしておかなければならないので、5月の連休明けの講座までにはしっかり暗譜で歌えるようにしておかなければならないわけです。

できれば簡単な所作も一緒にやりながら歌うことができるようにしておかねばなりません……

 

心に引っかかっていることを並べただけで結構色々あることに驚きます。

さてその一つ一つを乗り切っていかなければならないのです。

 

計画表を作りましょう。

時々、今までもやらねばならないことが続くと、簡単な予定表を作っておりました。

目で、あとどのくらいなのか、時間を形で見ることができるので、表作りは私にとって最適のやり方かもしれません。