スタジオジブリの映画のお話です。

 

昨夜はこちらの地方は夜に雷が鳴って、光っておりました。

一時雨も少し落ちたのですが、ざあっと来る前に止んでしまいました。

大雨注意報が出たようですから、どちらかでは激しく降っていたのかもしれません。

 

もう少し降ってくれないと、庭の水撒きは明日も必要のように思いました。

稲妻が光っていたのはどうも海の方角のようですが、海の方角のどちらあたりが雨になっているのでしょう?

 

雷鳴は聞こえなくなっていましたから、かなり遠くの方へ行ってしまったのかもしれません。

 

一時期この「コクリコ坂」のモデルじゃないかと言われていた坂の近くの学校に勤めていました。その地域は何か特別な匂いのようなものがあるのです。

 

今回このお話をもっとよく理解するためにちょっと調べてみましたら、「コクリコ坂」のモデルではないかという坂の名前が3つ出てきました。

確かに、主人公の2人が坂の下まで自転車に乗って下っていく画面を見ていましたら、かなり距離があり、私が勤めていた学校の近くの坂では短すぎるように思いましたが、途中

に出てくる、花屋さんや、コロッケを買うお肉屋さんはこちらの坂に実在していたように描かれていました。

 

やはりこれらは、作品ですからモデルはあっても、全て同じなのではなく、いろいろなところのいろいろなイメージを足して、理想の場所を作り出していっているように思います。

 

実は、この映画を初めて見た時に感じたものは少し薄い印象でしたし、特別心に残るものではありませんでした。

 

この映画が封切りされてしばらく経ってからそちらの学校へ赴任しましたので、その時に味わった地域の雰囲気のようなものが、自分の中に取り込まれてきてまた別な印象に変わってきたのかもしれません。

 

映画館で見た後に、何度かテレビ放映などで細切れに見たことはありますが、ちゃんとまとまって見る機会がなく時は流れてきたのですが、何故かこの映画の主題歌をお子さまたに教える機会があり、移調をしたりして工夫をしたことがありました。

 

スタジオジブリの映画の曲は、「トトロ」の曲をはじめとして、お子さまが大好きな曲が多いのです。

 

忘れがたい曲になりました。

 

21日の金曜日にこの映画が放映されるとのことでしたので、今度こそしっかりと見てみようと思いました。

細かいあらすじなど、いろいろなことを忘れてしまっていたのです。

 

主人公の2人が心惹かれなからも、本当は兄妹ではないかというところが肝心な部分だったのですが、それがどうしてそんな事情が生じたのかがちっとも記憶になく、あの「さよならの夏」のメロディーばかりが頭の中に残っているだけでした。

 

ちなみに、この歌は、その「コクリコ坂」のモデルではないかと言われていた坂の近くの学校のお子さまにも教えました。やっぱり地元のお子さまたちには、自分たちの街を舞台にしていることや、その場所をしっかりと感じて欲しかったのです。

 

開港当時に植えられたヒマラヤ杉の大木が校庭にあったり、コルクの木があったり、そういった歴史を持っている地域を知って、大事に思って欲しい気持ちがありました。

そちらには、開校100年のイベントとして、記念の音楽会を開催したいという意向を受けて、私の主なミッションはその音楽会を成功させることでした。

 

何かあの山手の坂の上の地域は独特のものがあるのです。その時は距離的に遠かったので、届けを出して車通勤にさせてもらっていましたが、時間規制があったので、かなり早起きをして通勤をしていました。

毎日、歴史地区へ通っていたわけですが、朝の風景も大好きでした。

 

そんな時のことが、この映画がでいろいろ蘇りました。

非常勤になって初めての学校がそちらでしたので……

 

あっという間に通り過ぎた期間でしたが、海の方面を見るといつもその時の情景が出てくるのです。あのヒマラヤ杉は元気でしょうか……

 

もう雷の光も見えなくなりましたので、雲は海上へ去ってしまったのでしょう。

 

映画の中の並木道は、元町公園の方の桜並木のように思いましたが………