何気なく手帳の予定欄をみましたら、明日が本番の日でした。もうだいぶ前に今年は延期というか、中止という決定がされていたので、すっかり頭の中から消えていました。

もし、そのままでしたら今頃は大変だったと思います。

コンサートがそのままでしたら、私は明日、R.シュトラウスの歌曲2曲とラフマニノフのヴォカリーズを歌うはずでした。

その予定でしたら、今私が取り組んでいるヘンデルの曲には、お目にかかっていなかったことと思います。

自粛期間中の様子で、今年は中止して演奏曲目もそのままにして、来年に送りましょうということになったのですが、実は来年の予定は全然立っていない状態です。

係りの方から、来年、この日の予定でこの場所でというご連絡が来ていないのです。

会場の都合か、来年の夏でもコンサートが開ける状態かわからないからからか、よくわかりません。

プログラムの原稿も書いて提出してあるので、延期の決定がなされた時には、そのまま来年送りにということでしたが、このような情勢ではわからないからでしょう。

 

来年の夏も通常の形でコンサートが開けるものか、今の所、甚だ疑問だからでしょう。

 

普通は7月20日で夏休みになっていたわけで、水曜日は夏休み中のはずだったのです。

そしてこの連休は、オリンピックの開会と重なって、日本中がお祭り騒ぎだったはずです。

その日程が、「旅行に行きましょう」のキャンペーンになって、国民の7割が「まだ早すぎるのでは?」と感じているのですが、東京は外してまずはやるということなのですね。

本当に行き当たりばったりのように感じますが………

 

実は木曜日、歌のレッスンが、お弟子先生の別宅が伊豆にあるのですが、この連休そちらにいらっしゃっるそうなのです。

ということで、週末に通常の形ではレッスンできないとのことだったのです。

お弟子先生の伊豆方面にお住いのお弟子さんは、そちらでレッスンなさるので、東海道線に乗ってそちらへいらっしゃいよということになってしまいました。

 

いま少しわかりかけてきたものを定着させたいと思うので、あまり期間をあけたくないのです。結局木曜日に東海道線に乗って伊豆方面に伺うことになってしまいました。

 

私の友人もこの連休中にレッスンをお願いすることになっていたそうで、彼女はそちらで何回かレッスンしたことがあるのです。一緒に木曜日にいらっしゃいということになりました。時間もはっきりしないので、前の日に時間をお知らせくださるというかなりアバウトなお約束のしかたになってしまいました。

ちょっとだけその時に伊豆方面の電車に乗るので、唯一、お休みらしい出来事かもしれません。

友人にはそうなったことを伝えました。

彼女の最寄駅で待ち合わせすることになりました。

 

というわけで、この連休はレッスンで幕あきです。

 

明日のコンサートが普通に開かれていましたら、また別の流れが生まれていたかもしれませんが、今自分がヘンデルで取り組んでいる課題には取り組んでいなかったと思います。どちらかといえば今取り組んでいる課題の方が今の私には必要だったかもしれません。

 

来年の予定がどうなっていくかわかりませんが、今やれることをやるしかないのですね、当たり前ですが………