よく似ている言葉です。

最初がポルトガル語でObrigado 、後がイタリア語でObbrigato

 

実は、火曜日学校に来ていたブラジルから来た国際理解教室の先生の最終日だったのです。これから学期末にかけて、英語の先生や、他の非常勤の先生方のお別れが続きます。

 

この方は物凄く美しい先生で、ある日本のテレビ番組に出場したこともありましたし、今度は日本の化粧品メーカーのモデルも務めるそうです。(もうつとめている?) 

そんなに背が高くはありませんが、とても美しい方です。

勿論非常勤の時間講師の方で、特別な形の講師なので、皆さん他にもお仕事を持っていらっしゃる方が多いのです。自分の英会話教室を持っていたり、レストランをやっていたり、モデルをやっていたり……

 

今回最後の給食を職員室で一緒に食べた時に、質問してしまいました。

お別れ会で挨拶をして、英語でお話いただいた後に、thank you の後にObrigadoとおっしゃって、私もオブリガードと返したので、先の疑問がまたまた頭に湧いてきてしまったのです。

だいぶ前に一度尋ねたようにも思うのですが。

 

E先生は、音楽の主旋律に対する飾りのような旋律のオブリガートという言葉をご存じなくて説明するのにちょっと困りました。

そこまで似ているのは、何かラテン語の中で共通している意味とか、変化していくものがあるのではないかと思うのですが、ポルトガル語のこの「ありがとう」という言葉にはそれ以外の意味はないし、使われている言葉の他に別の活用例がないか気になりました。

 

イタリア語の方は音楽用語で、メロディーと同時に演奏され、メロディの引き立て役として演奏される旋律。セカンド・メロディ。サブ・メロディとありました。

 

ポルトガル語の方はポルトガル語で「ありがとう」にあたる男性用語の表現とあります。

音楽用語でないイタリア語の方は、「義務付けられた」を意味する表現とのこと。

英語ではObligato とも書くようです。

 

検索したらそういう風に出てきましたが、この言葉がどういう風な経過をたどって、この音楽用語になっていったのでしょう。

そもそもどちらが先に生まれた言葉なのでしょうね。

 

このObrigatoは男性用語とのことなので、女性用語になるとObrigata?

などと頭の中を駆け巡りました。

 

こういうことって、きっと頭の中に引っかかっていると、時々思いもかけないところから、その謎が解けることがあるので、その謎が解けることはいつになるかわかりませんが、大切にしまっておきたいと思います。

 

E先生のお顔がどこかの化粧品コーナーにあるかもしれないので今度探してみましょう。