う〜ん。
昨日迷いに迷いました。
27日の日に、運動会との絡みでこのトリエステの《椿姫》は諦めることにしておりました。
それで、2日は指揮法の講座に行こうと思っていたのですが。
勤め先のフェスティバル参加はもうその時点でお断りしておきましたので、後どちらに行くかは自分の決断次第です。
しかしこの歌劇場のよくわからない点は、全国各地で公演をしているのですが、その都度歌手が違い、キャストが何人あるいは何組来ているのか、どの組がどこで歌うのかちっともわからないのです。それを、トリエステ歌劇場と一括りにするのはおかしいように思います。
歌う方によって全然違うものになりがちだと思うのですが、こういう方が歌手として来日してこの方がここで歌うという全体像が見えないのです。
チケットの値段もかーなり違うのです。???
キャストが場所場所によってガーンと違い、その歌手がダブルキャストどころではないのです。
東京と大阪はほぼ同じ歌手なのですが、チケットの値段は、大阪の方が安いのです。
富山の歌手は、ランカトーレでもないのです。
これで同じ歌劇場の公演と言えるのでしょうか……
同じぐらいの上演の質ならばなぜこんなにチケットの値段が場所によって大幅に違うのでしょう?
これでは、東京の観客が一番甘いので、同じ歌手でも一番高いチケット代を払うだろうとある意味バカにされているのかと思ってしまいます。
きっとそんな考え方が、この不人気を誘っているのではないかと思われました。
前の日に、このランクのチケットが売れ残っているなんて!
考えられません。
でもこのランクのチケット代でも地方の公演に行きましたら、上から数えた方が早いランクのチケット代と同じぐらいなのです。
ちなみに、文化会館では5階席です。
こんなやり方をしているから、ちょっと考え方がいい加減に思われてしまうのだと思います。
まあ、実際の出来栄えをしっかりと聴かせていただくつもりですが。
ちょっとこの歌劇場のことを調べてみましたら、どなたかが、「そもそもこの歌劇場は、引っ越し公演するような力はあるのか?」と書いていましたが……
果たしてどうなのでしょう?
ちょっと不安な要素もあります。
イタリアの歌劇場は、割合全体的にみたときに、歌手が不揃いのことが多いので……この役のこの人はいいけれども、この人はどうだか……というような感じが見受けられるので。
今回、東京では
ヴィオレッタ:マリナ・レベカ
アルフレード:ラモン・ヴァルガス
ジェルモン:アルベルト・ガザーレ
のお名前が並んでいます。
とりあえず、《椿姫》ならお客様も動員できるかというような甘い考えでないことを祈ります。
それぞれがしっかり、自分の役を歌って演じてほしいものです。
手抜きは許されません。
チケットを買ったのが1日前であろうと、楽しみにして出かけるのは同じですし、どんな地方の方とて同じことです。
くれぐれもそんな気持ちを裏切らないで欲しいのです。
実は、何年か前この歌劇場ではなかったのですが、やはり《椿姫》を、上野の文化会館ではない公演を聴いたのですが、プリマドンナは、もちろん違っておりました。この時はプリマ・ドンナは3人いました。
文化会館の日にちが何かと重なっていて、ヴィオレッタを歌う方だけが、違っていたと思うのですが、やはり、ちょっとお値段も違っていたと思います。
東京からくるのは少し遠いのと、ヴィオレッタのギャラの違いかなと思っておりましたが、その時東京へ聴きに行った友人はかなり評価が高かったのですが、私が見た公演はピンとこなかったのです。
主役が1人違うだけでこれほど評価が違ってしまうのかと思いました。評判では、私が聴いた若手の方もこれからの方とかなり褒めて書いてあったのですが……
この経験から、ちょっとのことなら東京までいくべきだったなあと感じたのです。
オーケストラも、指揮者も、演出も、ステージも同じですよね。同じ歌劇場なのですから。
何日か前の新聞に、この連休の文化会館の公演のお知らせが載っていました。しかも全部の座席の種類が書いてあったので、あれ?そんなにまだ売れ残っているの?と思ったわけです。
そこから、指揮法の講座と、このオペラと天秤にかけて、考えていたのです。
うーん。お安い座席が残っていたら行っても良いかな……などと
またそこから何日か経ってしまいましたので、いくらなんでももう、残っているのは、高額なチケットしかないだろうと思っていたのです。
まあ、一回訊いてみてからでもいいかなと考えて、1日前に電話をかけてみたのです。
うーん。1日前で、これだけ空いている?という感触でした。
まあ、なぜか文化会館のチケットだけやけに高いのですものね。
で、結局、本日4時よりこの歌劇場の《椿姫》を聴きに行くことにしてしまいました。
どんなものなのかしっかり聴けると良いなと思っていますが。