皆さま

 

今日は全国的にも寒いですが、週末いかがお過ごしでしょうか?

わしは寒くて布団から出れないでいると、ばあさんに布団をはぎ取られ渋々起きて、髪を切りに行って、いらなくなった衣服の整理をしておった。

来週までに本の整理もするように言われており、さてこの一年で増えた本たちを同様に片付けるべきか茫然としている。本はペーパーで読みたいわしとしては増えづづける本の整理は年に一度やらないといけないことなんじゃあ。

 

こういうことをしていると今年も残りわずかなんじゃあなと思うの。

 

さて、劇団の方ではご遺族との面会が行われたようで、近くにご遺族の弁護士団が会見を開くようじゃあな。

どのような話し合いがもたれたのかは分からないがどうかご遺族が納得いくような内容であって欲しいの。

それが、今、このような状況の中でも一生懸命に舞台に立ち続けている彼女たちの願いでもある。

そして、ご遺族が求めることは責任を認めての謝罪と改善じゃあ。

決して、劇団を崩壊や解体を望まれていないということじゃあ。

 

そして大阪万博のアンバサダーメンバーの出演は見合わせたようじゃあ。ここまでの騒ぎになってしまったら仕方がないしか言えない。劇団の上層部の初動の遅れと怠慢が招いていることで、ここからまたスポンサー離れが起きないか危惧している。

 

久方ぶりに公演を観る方により楽しんでもらいたいと思い作品について書いていきたいと思う。

まだ、そんな気持ちになれない方は読みのを控えて頂ければと思う。

 

本日アプリに雪組公演の『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』の主人公である・アーサー・コナン・ドイルがどんな人だったかについてアップしているのでお時間がある方は一度目を通して公演を観ると良いと思う。

 

彼は『シャーロック・ホームズシリーズ』で有名なった人物じゃあが、元来の職業は医者じゃあ。

物語の助手として出てくるワトスンと同じなんじゃあな。

ワトスン同様にコナン・ドイルも開業医じゃあ。

彼は眼科医として開業するじゃあ。しかし残念ながら患者はほとんどおらず、その間に書いていたのが小説の短編集をじゃあ。

そう彼にとって小説を書くことは副業みたいなもんだったんじゃあ。

しかし、そこで書いた『シャーロック・ホームズ』が大ヒットしたことで彼は本職ではない方で一躍有名人になったんじゃあ。

 

当時の女王であるヴィクトリア女王も大ファンだったと言われておる。

 

彼としては非常に複雑な気持ちだったと思う。本職よりも副業の方で有名になってしまい、多くのファンが続きを待っているし、彼らが喜ぶ内容にしないといけない。

何よりもコナンドイルとしてはそんなに長く書きたいシリーズでもなかったんじゃあ。

 

もし彼の元に多くの患者が訪れて、毎日多忙の日々を送っていたらこの世に『シャーロック・ホームズ』は生まれなかった可能性が高いじゃあな。

そして、彼の作品に短編集が多いのもすき間時間に書いていたのでそれの名残もあったようじゃあ。

 

さて、この作品の演出家は『シャーロック・ホームズ』好きの生田先生じゃあ。

 

自分が創り出した『シャーロック・ホームズ』出てきたり、出版社のストランド・マガジン編集部・心霊現象研究部が出てくるなどまた一味違った作品になるではないかと思う。

 

まだまだ、複雑な心境の日々が続いておる。

劇団関係の記事やSNSを読んでは心が沈むことも多々ある。

 

評論家には誰でもなれる。非難しようと思えばいくらでもできる。

でも逆にそれに対して本当の意味で理解し共感しともに改善し進んでいく方がはるかに難しく勇気がいることじゃあな。

 

それでもわしらの為にも苦悩や葛藤がある中、舞台に立ち続けようとしている彼女らの舞台をわしは観たいと思う。それがわしの素直な気持ちじゃあ。

 

そして、所々で彼女を偲び線香を上げて手を合わせて祈りたいと思う。

それがわしにできる供養であり、けじめじゃあ。

 

『言葉が1人歩きしませんように』まさにこの言葉に尽きると思う。

 

 

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