アバウトで好印象
チリに入国。
正確に言うと、ウシュアイアからカラファテへの移動で一度入国しているので、2度目になる。
印象は、アルゼンチンより、いい意味でアバウトで好印象。
エル チャルテンの町
南米の国で、アルゼンチンが嫌われている理由が、分かる気がする。
「すかしている」「かっこつけしい」と言われている。
つまり、言っていることは、いっちょまえなのに、行動が伴っていない。
自分はいい加減で甘いのに、他人には、厳しい。
これは、アルゼンチン人のこともあるけど、国としての印象もこんな感じ。
そんな、やるせない気持ちが、チリではちょっと薄らぐ。
例えば、釣りをするために、パーミットは必要なのか?と質問すると、
みんな、一瞬考えてから「いらない」「必要ない」と言う。
パーミットはもちろんあるが、1日や2日では必要ないとの判断らしい。
パイネ国立公園の中のリオセラーノ
ここには、でっかいサーモンが居る。
アルゼンチンの外国人用のパーミットは、現地人の6倍だ。
また、釣りの行く手を阻んだエスタンシア(農場)の柵。
チリでは、柵を超えて入っても問題なしだという。
アルゼンチンならば、入場料が必要だし、
そもそも「私の土地で釣りをするな」と、
見渡す限り何もない大草原の中にポツンと、
立て札だけが立っていたりする。
やっぱり、アルゼンチン嫌いかも。
チリに来て、そう思った。