久しぶりに、日本人に会った。
コスタリカの蝶の映像を撮るために、やって来たとのこと。
晴れていないと撮影にならないらしく、雨季の今は、難しいらしい。
私たちが
「トルトゥゲーロで、飛んでいるモルフォ蝶をかなりの数見た」と話したら、
「マヌエルアントニオでは、まだ見てないんですよ」と言う。
「時間が許せば、トルトゥゲーロに行ってみようかなぁ」と、彼。
彼の蝶の撮影は、止まっている蝶を撮影している。たから、良い蝶を見つけるのも大変らしい。
彼は、ここ5日くらい、国立公園内を蝶を求めて歩いているとのこと。
「サルやナマケモノもいるんですよね、気にして見てないから、まだ見てないんですよ」
私たちなんか、宿にチェックインしたあと、宿のすぐ前で、
オレンジ色の小さいサルの群を見たというのに…。
本当に、蝶ばかり探しているんだなぁ。
私たちの「魚を追う釣りの旅」も大変だけど「蝶を追う旅」も大変そうだ。
姿は見えていても、思うようにならないし、もちろん言葉は通じないし、こっちの都合なんてものは、まったく関係なしだ。
だからこそ、撮影出来たり、釣りあげた時嬉しいし、貴重なんだね。
野生の生き物相手は、大変だ。