幸手市立東小中学校の校歌が、早くもほぼ完成に近いところまで来ました。
6月17日の学校訪問を終えて翌日からすぐに取りかかり、たった10日という時間で。
これまで作った校歌の中でも最速の完成になるかもしれません。
基本的に僕は曲先(作曲からはじめる)なので、
毎日毎日ピアノとギターを触り、
心に響く美しいメロディを捕まえる作業をしていました。
校歌には規則なんかないので、
自由であるべきだと思ってますが、
やはり大事なルールはあります。
まず一番は、僕自身ではなく子どもたちが歌うということ。
今回、義務教育学校ということで、小学生と中学生が同じ校歌を歌います。
小学1年生〜中学3年生までという、
幅広い年齢の子たちが歌いやすいものにするには、
音域の設定がとても重要。
小学生は男女共に音域が狭いので、ほぼ1オクターブの制限の中でメロディを作ります。
これは今までの校歌も大体そうしてきました。
中学生の男の子は声変わりをするので、
小学生の1オクターブ下で歌えることも考えます。
僕や男性の先生もここです。
はい、大事なルールとしてはこれだけです(笑)。
まあピアノもなるべく子どもたちが弾きやすいものにした方がいいかな。
それ以外は自由です。
10日の間でいろんなパターンの曲が生まれましたが、
なかなかグッとくるものが出てこなくて苦戦しました。
でもね、自分の才能を信じ、
毎日音楽に純粋に向き合っていれば、必ず奇跡が起きるんです。
そして数日前にまるでこの校歌のために生まれてきたような、
素晴らしいメロディが勢いよく出てきました。
そうなると、それに引っ張られるように歌詞も出てくるんですよね。
良いメロディは作詞もスムーズになるから不思議です。
まだまだ微調整はしていきますが、
80%に近い仕上がりまで持っていけてしまい、
いま僕自身も驚いています。
手拍子のある校歌、アカペラのある校歌、
三拍子と手話を取り入れた校歌、8分の6拍子の校歌、
一番や二番などない構成が斬新な校歌、
春夏秋冬を表現した校歌など。
これまでも他の学校にはないような様々な新しい試みをしてきましたが、
今回もそれがあります。
ネットでも色々探してみたけど、
これを取り入れてる校歌は全然見つかりませんでした。
普通とか予定調和ってつまんないじゃないですか。
やっぱり子どもたちには何か面白いことを経験させてあげたいのです。
改めて、校歌を作らせてもらえるって本当にすごいことだなって思います。
自分が作った歌を子どもたちに歌ってもらえて、
それがずっとずっと続くんですから。
偉大で尊い仕事。
子どもたちに校歌を届けるまで全力でやり遂げます。
11校目の校歌、みなさんもぜひ楽しみにしていてください。








