遅くなってしまいましたが、
5月16日渋谷La.mamaで行われたライブ、
「SOUND STREET LIVE ACOUSTIC NIGHT」について書かせていただきます。
約1ヶ月、このライブのことを書きたい気持ちでいっぱいでしたが、
いろんな出来事やいろんな想いがあり、SNSからも離れていた日常を送っていました。
3月くらいからバタバタな日々を送り、そしてまさかの辛い出来事も重なり、
実はこのライブをやり遂げるだけでも必死な状況でした。
そんな中無事にステージをやれたことと、
たくさんの優しい出来事があまりに愛おしく、
それゆえに僕にとって人生の大きな節目となるほどの日だったのです。
まだまだ乗り越えなきゃいけない課題や悩みは色々ありますが、
だいぶ心が落ち着き、想いを言葉にできるようになってきたのでこうして文章を綴っています。
まずはライブに足を運んでくれたファンの皆さん、本当にありがとうございました。
今回の「SOUND STREET LIVE ACOUSTIC NIGHT」の主催でありMCを務められた溱剛(みなと・たけし)さんは、
僕の夢を叶えてくれた恩人です。
出逢いは僕が22歳の時。
2005年の冬、老舗ライブハウス「新宿ロフト」に溱さんが僕の歌を聴きにきてくれました。
ライブ後すぐに楽屋に来た溱さんは、
無邪気な笑顔で「素晴らしかったよ!」と固い握手をしてくれたことを今でも鮮明に憶えています。
中でも「心のノート」を絶賛し、
NHKのタイアップと共にこの曲で大野靖之をデビューさせようと、
その実現のためにすぐに動き出してくれました。
2005年7月6日、東芝EMIより「心のノート/あいしてる」でメジャーデビュー。
溱さんとの出逢いからわずか数ヶ月で、
僕はこの素晴らしいスタート地点に立つことができました。
ここから多くのメディアにも出れるようになったし、
デビューによりプロの歌手としての自覚が生まれたこの経験は、
音楽人生の中で大きな財産となっています。
それ以降、ある時期から溱さんとはお会いすることがなくなってしまいましたが、
僕の中でこの感謝を忘れたことなど一度もありません。
今年の2月に渋谷La.mamaでZYYGとZIGGY森重樹一さんのライブがありました。
ZYYGのギタリスト後藤康二さんとは20年以上ずっと仲良くしていただいていて、
このライブを後藤さんからご招待いただいたのです。
そしてこのライブの前節を務められていたのが溱さんでした。
後藤さんも溱さんとは長い間交流があったため、
この機会を通して僕と溱さんの再会へと導いてくれたのです。
ライブ翌日には溱さんからお電話をいただき、約20年ぶりにお話ができて、
今日まで歌い続けてきたことと、感謝の言葉を伝えることができました。
そのあとすぐに5月16日のライブの企画をしてくれた溱さん。
本当に嬉しかったです。
ライブ当日の会場には、溱さんはもちろんのこと、
僕が若い頃にお世話になった大切な人たちが来てくれていました。
この日を迎えるまでしんどい日々を過ごしていましたが、
ライブを観にきてくれるファンの皆さんのため、
そしてこの大切な人たちのため、
絶対に素晴らしい歌を届けたい一心でステージに立ちました。
後藤さんとこうして一緒にライブができたことも15年ぶりくらいだと思います。
いろんな事情や僕の勝手な想いがあり、
ずっと後藤さんにはサポートを頼めなくて、
こんな素晴らしい日を迎えられたことに胸がいっぱいでした。
出番が終わったあとの客席で、ある方と14年ぶりに再会しました。
僕が20代の時にめちゃくちゃお世話になった音楽関係者です。
今回ご本人から直々に観覧のご希望をいただき、
久しぶりに僕の歌を聴きにきてくれたのです。
会場でその方と会ったとたん、涙が止まりませんでした。
いまだにあの涙をうまく説明することができませんが、
一つだけ言える確かなことは、
あの頃共に頑張ってきた二人の絆を感じたということです。
固い固い握手をしてくれて、何も口にせずとも、
「大丈夫、わかってるよ」って聞こえました。
それから、ライブの前には帰ってしまったんだけど、
リハーサルの時に女優の烏丸せつこさんとも再会できました。
実は湊さんとの出逢いをつなげてくれたのが烏丸さんです。
当時僕の歌に感動してくれた烏丸さんは、
「素晴らしい歌を歌う若者がいるよ」と溱さんに伝え、
そのあと歌を聴きに来てくれたのが、あの2005年の新宿ロフトなのです。
今回そんな恩人である烏丸さんとも再会してお話ができ、
リハーサルでは僕の歌をがっつり聴いてもらえました。
出逢いってすごいよね。
そして長く続けていればこんな素敵な日がやってきます。
「人生の答え合わせ」
後藤さんが最近よく言う言葉です。
本当にそう思います。
あの頃自分がどんな風に生きていたか、
その人とどう関わっていたか、
そしてその後も何を考え何をして生きてきたか、
長い時を経て必ず答えが出ます。
まだまだ話したいことは山ほどありますが、
キリがないのでこのへんにしておきます。
ライブでお話したビッグニュースについては近日発表しますね。
今回一緒に出演してくださった、
ZYYGの高山征輝&後藤康二さん、寿渕愛さん、新谷隼平さん、
「心のノート」でサポートしてくれたパーカッションの土居はじめさん、
どうもありがとうございました。
渋谷La.mamaのスタッフの皆さん、
このライブに全面協力してくれた小林さん、
そして主催の溱さん、このたびは本当にお世話になりました。
この日のことは一生忘れません。











