いよいよ退院です!!
5/27(金)、入院41日目。
いよいよ、今日退院です。
昨日はランチに、レンタルドレス屋の秋池社長たちと 「雲来」で中華 を食べ、
その後、私がとても気に入っているコーヒーショップ 「キャロット」に行きました。
この「キャロット」は、私がかってに大森の「キャンティ」と名付けた
とんねるずの ”きたなシュラン”に出てくるようなお店なんですが、
ここのコーヒーフロートがとても美味しくて、
結局 4 回くらい来てしまいました。
次回はここでナポリタンに挑戦してみたいと思います。
そして午後 2 時からのリハビリの時間で、2 週間かけて出来上がった、
脚の装具を初めて付けて歩いてみました。
まずは、装具と松葉杖を両手でついて歩いてみて、
次は、装具と松葉杖一本で歩いてみて、
そして、最後は松葉杖ナシで装具だけ付けて歩くテストをしました。
他に、階段の上り下りのテストもありました。
そして、それらを一発で合格したのです。
つまり、ここで初めて 翌日の退院が確定したのです。
夕方、今回の主治医の飯田先生が、「明日、退院です。」 と、
私の病室に言いに来てくれた時には、飛び上がりたいほど嬉しかったです。
そして最後の大森でのディナーは、
もちろん奇跡イタリアン料理の 「ダンデライオン」です。
今回でトータル 8 回目の 「ダンデライオン」でした。
最後の 「ダンデライオン」は、今回 41 日目の入院生活で
最後のお見舞い客となった川島なお美と行きました。
彼女は 30 年来のマブダチで、兄妹のような関係です。
彼女も以前、撮影中に首の骨を骨折し、私と同じような経験をしていました。
( 天井だけ見るような生活です。 )
経験者だけが分かる、本当に辛い経験なのです。
この日、入院生活の打ち上げという事で、40 日ぶりのお酒、
”ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ” を飲みながら
私が今回の苦難の意味や、それを乗り越えて得たものを熱く語りました。
そして…
退院当日の朝、目が覚めると、何故か嬉しいというよりも、
寂しいような、むなしいような気持ちでいっぱいでした。
なぜなら、この部屋では、とてつもない悲しさや辛さ、
そして大きな喜びや深い愛を全て体感したからです。
脚にチタンを入れて、改造人間になっただけでなく、
心や魂も改造した私にとっては思い出深い部屋なのです。
この大森赤十字病院に、救急車で運ばれ、
その日に当直だった飯田先生が担当医になり、
そして飯田先生に手術をしてもらい、
本当に良かったと思っています。
ナースの皆さんも、素晴らしいホスピタリティで、
みなさん優しく、愛をもって看護してくれました。
私にとって一生忘れられない、素晴らしい病院でした。
大森赤十字病院のみなさん、ありがとうございました。
本当に感謝しています。
(無事、退院しました。)
そして、
私は今日から新しい人生をスタートします…