41日間の入院生活を終えて…
4 月 17 日、救急車で運ばれ、
退院までの 41 日間、ながーい入院生活を送ってきました。
私の人生史上、とても大きな出来事であり、
人生の岐路に立たされたと言っても過言ではない、
この入院生活の総括をしたいと思います。
救急車で運ばれてから、手術するまでの 9 日間、
全く身動きのできない状態で、天井だけを見つめ、
自己嫌悪と悔し涙による精神的な拷問の日々でした。
そして、手術後は脚の痛みと、
麻酔の後遺症により、吐き気で食事が一切できない 一週間でした。
それを過ぎると、車椅子にやっと乗れて、
少しづつ明るい光が見えてきて、大森の街の景色を初めて見れたり、
18 日ぶりにシャワーを浴びれたり、小さな幸せの連続でした。
27 日目には、初めて病院の外に出て、病院の外観を初めて見れたり、
車が走っているのを一ヶ月ぶりに見たり、
美味しいレストランで食事をしたり、MAX の感動でした。
そして、この長い入院生活の中で、
今回の この悲劇の本当の意味が見えてきました。
少しづつ明るい光が見えてきてから退院までの約四週間は、
どんどんポジティブになり、
自分の生き方を反省し、二度とこの様な悲劇が
起こらない様にするための答えが見つかりました。
今回の悲劇は、ここしかないというタイミングで起こってしまいました。
それは、父親のこと、家のこと、仕事のこと、
全てが、これからという時の絶妙なタイミングで急降下した運命の出来事でした。
でも、なぜこの時期なんだろうと考えた時にわかったことは、
全てのことで、自分が間違った方向に動こうとしていたのです。
その全ての原因は、自分の生き方や心の中にありました。
今回、この悲劇の本当の意味がわかり、
そして自分の進むべき道がわかっただけでも
この 41 日間は素晴らしい体験をしたと思っています。
今後の人生においては、すごくプラスになりました。
よーく分析して振り返ってみると、
仕事も会社もプライベートも、イケイケで調子良く上昇している時に、
すでに、運は悪い方向に、相当なスピードで下降していたように思います。
逆に、手術後10日目くらいからは、
不思議なことに、どんどんホンモノの運が開けてきて、びっくりしています。
こんな経験は人生で初めてです。
相当な苦難を乗り越えた後だと、ちょっとしたことにも幸せを感じ、
その小さな幸せにとても感謝をするのです。
そして感謝をすると、より幸運なことがやってくるのです。
つまり、運命の法則が分かったのです。
具体的な話がブログでは書けない事情があり、説得力にかける話ですが、
全ての周りのことが良い方向に進んでいます。
この感覚は、25 年前に会社を設立して 一ヶ月後に交通事故で母を亡くした悲劇、
3 年前に大腸癌が発覚して手術をして入院した時、
そして、その 1 年後に肝臓を半分切除する大手術をして入院した時などと比べると
今回の苦難のハードルは、ダントツに一番高かったのですが、
逆に、こんなに すっきりと前向きな気持ちになった感覚も初めてでした。
魂が入れかわった感覚です…
人というのは、なかなか変わることが難しいと思いますが
一番変われるチャンスが、苦難に直面した時なのです。
そして、入院 16 日目のブログに書いたように、
一時期、ブログをやめようかと思いましたが、
皆さんからのブログを継続して欲しいという声や、
うちの会社で社内結婚した元社員が、
ブログを見ててくれて、お見舞いに来てくれたり、
やはり継続すべきだという判断をしました。
しかし、今後はブログのタイトルと内容も多少変えて、
6 月 1 日より リニューアルスタートするつもりです。
ちょいワルオヤジ的なニオイは、多少薄れていくかもしれませんが、
もっと地に足がついた、カッコいい 男の美学 を伝えていきたいと思います。
そして…
今回の 41 日間の入院生活を終えて、特に感じたことは
「試練」 があるから人は成長し、人と深く出会うことができる
ということでした。
41 日間の入院中、
多くの方達に励まされ、勇気づけられてきました。
お見舞いに来てくださった方や、
お見舞いの電話や、お見舞いのお便りを頂いた方達には、
本当に感謝しています。
私は、この方達から頂いた、温かい気持ちを一生忘れません。
( お見舞いで頂いた本も、私の一生の宝物です。)
その、私にとって心の支えになった方達の名前を記しておきます。
お見舞いに来てくださった方
( 敬称は省略させて頂きます。)
設楽洋 （2回）
鈴木英貴 （2回）
磯部佳世子
前田典子 （3回）
草野満代
上野広明 （2回）
津崎知穂 （3回）
武部毅
中村桂太郎
朴元淳 夫妻
吉儀厚
吉岡正晴 （2回）
西村佐知子
角田勇太郎
長岡育子
松井香織
猪本順子
一木裕佳 （2回）
安藤英基
新美康之
とよた真帆 （2回）
小林理香
永江暢浩
夏美れい
佐々木ゆり子
君島誉幸
鈴木雅之
大矢美穂子
宮平涼佳
安藤裕美
若林理紗
マイケル鶴岡
大島貴之 （2回）
長元妙香
白戸太郎 （2回）
松原その子 （3回）
豊巻裕紀
藤井由美
岡野光喜
岡野恵美子
柳川二郎
北村久美 （2回）
佐藤陽一
垣屋光江
古田敦也
中井美穂
山野幹夫
加覧愛
稲本健一
三輪幸一
保科正 夫妻
ブラザー・コーン （2回）
長野智子
齋藤素子 （2回）
石田純一
伊藤和磨
南聖祐
小野拓哉
遠藤亮造
鈴木清美
惟村唯博
長谷川美千子
坂内恵子
小林淑希
小林大悟
前川誠
三浦恵美
加藤小夜子
石上英一郎
三山熊裕
石鍋貴哉
諸治慶志郎
矢野大輔
郷成龍
栗原順子
高橋真琴
森春之
森直美
木村英智
木村美保
青木秀道
宮崎恵
岡崎恵美
秋池まや
内田裕美
川島なお美
上松貴
伏木照美
岡崎潤
石田博之
日高優子
山本崇志
窪田真理
小池淳子
対馬静
三浦聡
大久保朋子
鈴木和也
馬渡秀樹
鈴木歩
南條明子
佐々木愛
横井悠
佐竹舞
山本礼菜
古橋良紀
瀬崎将平
前川紀子
お見舞いのお電話を頂いた方
( 敬称は省略させて頂きます。)
小山薫堂
中田英寿
佐藤浩市
神田正輝
長谷川理恵
郷ひろみ
横田真一
ヒロミ
渡邊 徳人
王恵蘭
高松友子
お見舞いのお花や、お見舞いのお便りを送って頂いた方
( 敬称は省略させて頂きます。)
鈴木雅之
川島なお美
たかの友梨
高橋治之
丸美花園
阿部安子
森まどか
高橋京佳
菅原正豊
大西一平
星野輝美
山口夕城
藤江由美
清家純
福元菜実子
徳平透
大橋愛
光本浩三
河合由朗
柿沼章一
前北貴信
みなさん本当にありがとうございました。
このご恩は一生忘れません…
私こと、長谷川康之は、これから第二の人生をスタートします！！
