ハワイ パールオープン 挑戦レポート
現在、2月 10日 (木) 午後 2時半。
先程、ハワイより戻り成田からオフィスに直行しました。
ハワイで毎晩、部屋に戻って寝る前に書いた日記を
そのままブログにアップします。
基本的にオチはない、普通の日記です。
【 2月 4日 (金) 】
20:00。
成田空港の 「 寿司田 」 にて、ヨコシンと二人で寿司。
交感神経、副交感神経がゴルフにどういう影響をもたらすのかの
話を聞いて目からウロコ。
簡単に言うと、
ゴルフは気負ってやっちゃいい結果がでない。
つまり、
今日は練習で調子がすごくいいから絶対いいスコアでまわれるはずだとか・・・
このホールのティーショットは左のOBにだけは入りたくないとか・・・
緊張や、交感神経が強くなりすぎるとミスショットの原因になるらしいのです。
ヨコシンも昨年のキャノン オープンに優勝した時、最終日のスタートの際、
優勝するなんて思ってなかったらしい・・・
16番ホールで初めて 3打差でトップだと知って、
そこから優勝を意識し、交感神経が高まりすぎて、
最後の 2ホールが大変だったみたいです。
たしかに私がいつもゴルフのライバル達との宿命対決の際、
最近、調子がいいから今日は絶対勝つと思って行った時ほど
負けたりして、寝不足とか二日酔いで絶対負けると思っていた時に
勝てたりとか・・・
要は、そういうことで、あまり過度に緊張しないでラクに楽しく
ゴルフをやっていれば、いいスコアでまわれるんです。
だからよく、トップアスリートが 「 試合を楽しめ 」 とか言うのも
そういうことなんでしょう・・・
ゴルフ合宿に出発する前の成田で、
まずはそういうメンタル的な事を学びました。
【 2月 5日 (土) 】
ホノルル到着後、トランプタワーにチェックインし、
シャワーを浴びてからランチ。
ランチはもちろん最近、お気に入りのビビン麺。
1時過ぎからパールカントリーでヨコシンと2人でラウンド。
パールカントリーのクラブハウスには、歴代の優勝者の写真が飾ってあって、
横田プロがまだ 20代 の時のオールバックのヘアースタイルの写真が飾ってありました。
ラウンド前のパッティング グリーンで、パターの際のスタンスと
ストロークの仕方をプロから教わり、完全にモデルチェンジした。
今までとまるで違うスタンスとストロークの仕方になった。
そしてラウンド中、ドライバーのヘッドの構える位置を
ヨコシンと同じ位置にしてから、見違えるようによくなった。
その他、ラフでのボールのもぐり方によってのクラブ選択や
芝の種類やボールのもぐり方によっての飛距離の落ち方 etc・・・
本当にいろいろ勉強になった。
実りあるすばらしいラウンドになった。
ディナーは、「 KA I WA 」 で和食。
そして2人の意見がピッタシあって、ハシゴめしで
「 えぞ菊 」 に味噌ラーメンを食べに行った。
ヨコシンとは、食の感性がピッタシ合うので、
旅の時は特に、最高のパートナーです。
【 2月 6 日 ( 日) 】
アラモアナの Neiman Marcus ( ニーマン マーカス ) で、Lunch。
コーンチャウダー & ハンバーガー、そしてトロピカル アイスティー、
もちろん名物のポップ オールも。
どれもこれもハワイ No.1 の Lunchです。
午後からパールカントリーで、2人だけでラウンド。
昨日、習ったパターがモノになってきて、
アプローチも調子よく、昨日よりも調子は上がってきている。
今日の横田プロの名言は、
「 ゴルフはアプローチが命で、トッププロでアプローチが下手なプロはいない。 」
という言葉。
スコアメークは、アプローチが非常に重要なカギを握っているそうです。
( 元NASA の研究員が統計をとってみると、パターよりアプローチが
大切だという結果が出たそうです。)
そしてこの日、たまたま我々の前の組でラウンドしていたのが、
ヨコシンの知り合いのトップアマの中学 3年の 伊藤 誠道 君。
( 同じ中学生の米山プロの息子達とラウンドしていました。 )
ヨコシンが太鼓判を押す、未来のトッププロ。
日本のプロのトーナメントにもいくつか出場していて
ポスト 石川 遼 君みたいです。
中学 3年で300ヤード位は、もちろん飛ばします。
もうすぐ、この人達の時代が来ます。
この人の名前をよ~く、覚えておいて下さい。
ディナーは、井上 盛夫ちゃん達を誘って、
焼肉 「 ヒロシ 」 に行きました。
ここで池田 勇太やその他、何人かのプロゴルファーがいました。
やはり、プロゴルファーは焼肉が好きだということが
統計学的に証明されました。
( なんちゃって・・・ )
その後、ヨコシンと2人でハレクラニにフローズン チチ を飲みに行き、
彼の今後のゴルフ関連のビジネスに関してミーティング。
【 2月 7 日 ( 日 ) 】
今日はラウンド前に、私の大好きなマラサダを食べに行きました。
この日は、いよいよ明日に控えたパールオープン予選の最後の練習ラウンドの日。
ハーフ ( 9 ホール ) でやめてその後、横田プロにバンカー、アプローチ、パターの
最終チェックを兼ねて、マンツーマンで 2時間ほどレッスンしてもらいました。
ここでも、目からウロコの素晴らしいアドバイスを受けました。
ディナーは、イタリアンの 「 タオルミナ 」 。
男 2人でイタリアンを食べるのは、記憶にない位、歴史的な事でした。
しゃれたイタリアン レストランで、男 2人だけでメシを食っていたので、
周りの人たちからは、完全にモーホ だと思われていたでしょう・・・
ここの 「 タオルミナ 」 は、たぶんハワイでは No.1 のイタリアンだと思います。
大事な試合の前日だというのに、結局グラス シャンパンを 2杯ずつと、
2人で白ワインを 1本。
結局、飲んじゃいました。
深夜 0 時にベットに入ったのに、なんと夜中 2 時半になっても
眠れません。
やはり、緊張しているのではないでしょうか・・・
【 2月 8日 (火) 】
いよいよ、パール オープン予選スタート。
スターターは、日本のツアーでもたくさん活躍した、あのデビット石井プロです。
そして同じ組に在米韓国人のプレイヤーがいて、そのキャディがなんと、
Han Lee 。
この前のゴルフ日本シリーズにも出場した昨年の賞金獲得額 19位に入る
一流プロゴルファーです。
( ちなみに、ヨコシンは賞金獲得額 20位 でした。)
この時思いました・・・
どうしてヨコシンにキャディを頼まなかったんだろう・・・
私にヨコシンが付いていたら、この組はスゲーことになっていたと思います。
スタートとして、1メートル圏内のパーパットを 2度外し、いやーなスタート。
その雰囲気はどんどん悪い方向へ・・・
ワンペナや OBを 打って、ズルズル、バタバタ・・・
後半のハーフは、16番でバーディーを入れれば、
ワンオーバーまで戻ったのに、結局入らず、
17番、18番とミスショットが重なり、ボギーとダボ。
結局、ヨコシンが 3日も付きっきりで教えてくれたのに、
悲しいズタズタのゴルフで、予選通過どころか、
めちゃめちゃ心が折れて帰ってきました。
最後の晩餐は、 「 雅 」 で和食をたらふく食べながら、
2人だけの打ち上げをしてきました。
最後に・・・
今回、ヨコシンとのゴルフ合宿とパールオープン挑戦は
いろいろな意味でとてもいい経験になりました。
自分のゴルフのレベルと今後の進む方向が見えてきたような気がします。
パールオープンの挑戦は、3年がかりの夢だったし・・・
昨年の 3月にヨコシンにオーストラリアにシーズン前のゴルフ合宿に
誘われたのに行けなかったので、1年越しで念願が叶ったし・・・
そして、毎日ヨコシンにストレッチまでしてもらいました。
本当にいい経験をさせてもらいました。
そして今回は正月休みと違って・・・
私がハワイに行っている間、一生懸命働いてくれている社員達に対しても
感謝しています。
トライアスロン とか、パールオープンとか・・・
ちょいワルオヤジのバカげた挑戦をいつも応援してもらっています。
みんな、ありがとう!!