ロック誕生!!
( 昨日の続きなので 11月 8日のブログ を先に観て下さい。 )
昨日のブログを見て、友人から NHK BS-2 で 『 ロック誕生 』 を
今週も放送するらしいと連絡があったので、調べてみると、
とあるブログに行きついて、そこに詳細が書いてありました。
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2008年に公開された映画 『ロック誕生 The Movement 70's』 に、
番組が新たに発掘した貴重なライブ映像を加えて、
日本のロック音楽草創期を貴重な映像と証言でつづる特別番組がNHK BS-2で放送される。
全6回シリーズ(11月1日~3日、11月8日~10日)。
放送時間は午後10時30分から午後11時までの各回30分(計180分間!)放映予定。
<放送予定>
第1話 11月 1日(月) 午後10:30~11:00
第2話 11月 2日(火) 午後10:30~11:00
第3話 11月 3日(水) 午後10:30~11:00
第4話 11月 8日(月) 午後10:30~11:00
第5話 11月 9日(火) 午後10:30~11:00
第6話 11月10日(水) 午後10:30~11:00
※全6回シリーズの主な内容と出演は以下のとおり。
「第1話 70年代ニッポンROCKの夜明け」
フラワー・トラベリン・バンド73年京都でのサイケなステージ。
75年ハワイ米軍基地のフェスに登場した外道。
孤独にロックを追い続ける遠藤賢司等が登場。
【出演】 ミッキー・カーチス、近田春夫、小倉エージ、加納秀人 ほか
「第2話 『日本語ロック論争』ROCKのメジャー化」
日本語ロック、はっぴいえんどの貴重映像のほか、
日本プログレッシブロックの先駆者、四人囃子、Char、GODIEGO等の名ライブを紹介。
【出演】 タケカワユキヒデ、小倉エージ、森園勝敏 ほか
「第3話 多様化するニッポンROCK」
存在感で圧倒した近田春夫&ハルヲフォン、個性派のイエロー、クリエイション、
ティンパンアレイ、シンセサイザーを駆使したニューウェイブの
ファーイーストファミリーバンド等の貴重映像が登場。
【出演】 近田春夫、石坂敬一、村兼明洋 ほか
「第4話 70年代・ロックの目撃者たち」
RCサクセション、ジョニー・ルイス&チャーの秘蔵ライブ映像。
スタイリッシュなサディスティックミカバンド。
反骨に徹した頭脳警察は71年三里塚幻野祭の模様を紹介。
【出演】 鋤田正義、増渕英紀、井出情児 ほか
「第5話 うねりを上げたローカル・ロックウェイブ」
紫、コンディショングリーンの沖縄ロックの貴重映像から福岡のサンハウス。
めんたんぴん等が主催した石川夕焼け祭りのライブ映像で構成。
そのほかに大阪の憂歌団が登場。
【出演】 ジョージ紫、鮎川誠、佐々木忠平 ほか
「第6話 70年代ロックの金字塔!ワンステップフェスティバル」
74年の記録フィルムを中心に、外道、イエロー、上田正樹、つのだひろ、
クリエイション等の興奮のライブ映像の数々。
【出演】 佐藤三郎、石坂敬一、加納秀人(外道) ほか
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実は全部で 6 話あって、そこに出演しているアーティストとは、
たくさんの音楽フェスで共演した事がある人たちばかりでした。
22 才の時に引退したバンドが 「 ハルヲフォン 」 だったんですが、
18 才の時、初めてプロデビューしたバンドが 「BAD SCENE」 というグループで
ギターが Char で、ベースがナルチョ ( 成瀬喜博 ) でした。
ベース の ナルチョ は、その時かけもちしていた バンド 「 カルメン・マキ&オズ 」 で知り合った仲間でした。
だから、今回の 『 ロック誕生 』 で 「BAD SCENE」 と 「 カルメン・マキ&オズ 」 の映像がないか
実はちょっと期待してたのです。
特に 「BAD SCENE」 は、自分が高校生の時につくったバンドで、
レコードデビューの際、当時 アマチュアだった 1 つ年下の天才ギタリスト Char を誘って
バンド に入れて、 Char にとっても、私にとっても、初めての レコードデビューだったんです。
当時、 Char がジェフ・ベック に、ナルチョ が ティム・ボガード、私が カーマイン・アピス に影響を受け、
ベック、ボガード&アピスの ” スーパースティション ” をコピーして LIVE で演奏していました。
たしか1年位で解散し、 Char は金子マリ と ジョイントし、 「 バックス・バーニー 」、
「 スモーキーメディスン 」 を経て 「 ジョニー、ルイス& Char 」 へと移っていったのです。
ナルチョは、たしか現在 「 カシオペア 」 のベースをやっています。
そして私は、 「 カルメン・マキ&オズ 」 で2年位やった後、 「 ハルヲフォン 」 に入ったのです。
「 ハルヲフォン 」 では、裕也さんのバックバンドで何度か LIVE に出演したり、
舘さんがいた 「 クールス 」 の最初のアルバムのレコーディングにも参加しました。
当時の私は、昼間 ロックミュージシャンで、夜はソウルディスコに通う 2 足のワラジを履いていました。
つまり、昼は仕事で白人系ロックミュージシャンをやり、
夜は黒人系のディスコに通うという、要は昼は白、夜は黒でした。
しかし、その夜 通っていた六本木の 【 アフロレイキ 】 という黒人系 LIVE ディスコで輝いていた
日本人と黒人ハーフの女性ヴォーカリスト 〈 キャロン 〉 と出会い、
近田春夫を説得して 「 ハルヲフォン 」 に入れたのです。
そして、念願のファンキーな曲ができるようになったのです。
その曲が 『 ロック誕生 』 での LIVE 映像 2 曲、 ” ファンキーダッコNo.1 ” というシングル盤になった曲と、
アレサ・フランクリンの ” ロックステディ ” でした。
1975 年にロックフェスで、アレサ・フランクリンの曲をやっているバンドは、
「 ハルヲフォン 」 しかいませんでした。
今思えば、ウッドストックのスライ & ファミリーストーンみたいに、とてもカッコいいバンドだったのです。
そんな、とても大好きでファンキーな曲が 『 ロック誕生 』 の DVD に収められているということは、
神様からのご褒美だと思っています。
だって、今から 35 年前の 21 才の時の LIVE 映像が、
11 月 3 日の私の誕生日にオンエアーされてたんですよ…
(自分は観れないで、後から知った事ですが…)
こんな偶然ってありますか…
そして、その映像をマーチンがバースデープレゼントとして
翌日届けてくれるなんて…
人生は、やはり運と縁なのです!!