こだわりのモノ | 長谷川康之オフィシャルブログ「キング・オブ・ちょいワルオヤジの華麗なる日々」Powered by Ameba

こだわりのモノ



去年の暮れ頃から、社員募集をしていて、1,000人近い応募があり、


今年に入って3人の女性が正社員になった。


そして、昨日の最終面接(社長面接)で、待望の男性社員の採用を決定した。


青学出身の27才で、久しぶりに輝きのある逸材と出会えた。



私のブログを全て見ていたらしく、その彼から「社長のこだわりのモノってなんですか?」


という質問をされた。


確かにモノに関しては、あまりブログに書いてないかもしれない。



好きなコトとしては、音楽LIVEを中心としたエンターテイメント全般と、


サッカー観戦、ゴルフetc.これらはブログにたくさん登場してくるが、


モノはあまり登場させなかった。



そこで、今日はモノに対しての「こだわり」を話してみたいと思います。


こだわっているモノと言えば・・・


メンズだとよくありがちな車、時計、ファッションあたりからいきましょう・・・



でも、車とか時計がすごく好きだというと・・・


結局、「車は何台、持っているんですか?」とか・・・


「時計は、いくつ持っているんですか?」とか聞かれてしまう。


それが、すごくイヤなんです・・・


数よりも、そのモノとどういう出会いがあって、どこに惹かれ、


どれだけこだわっているか、そしてどれだけ愛情を注いでいるか・・・


というようなコトが大切だと思うんです。



だから、今まで「所有している車や時計を見せる」というパターンの


雑誌の取材を断ってきた。


結局、こだわりまで話せなくて、「これだけ持っています」という


コレクション自慢にしかならないからである。


そんなことをすると、日本の国民性特有の、「やっかみ」というマイナスの


エネルギーが生まれてくる。


だから以前、知り合いの編集者から頼まれた、どうしてもという「BRIO」の取材で、


あえて私の友人を紹介し、その友人のコレクションということにして、


時計だけ貸して撮影したことがあった。


だからこのブログでは、「モノへのこだわり」ということをテーマに、


新シリーズとして連載していきます。



Vol.1の今日は、時計です。


まず初めに、私の時計遍歴から話すと、初めて時計に目覚めたのは


「ブローバ アキュトロン」というスケルトンの電子時計を買った時だったと思います。


(今でも、どこかのヴィンテージ時計屋に置いてあるかも・・・)



当時(私が20代の頃)、とてもこの時計に憧れていて、L.A.で購入した記憶があります。


この頃は、海外旅行に行くと、その思い出として時計を買いたくなる習性がありました。



そしてその後は、スウォッチにはまりました。


限定モデルや、高い値がついたレアモデルetc.のコレクションアイテムを集めました。



その後は、ヴィンテージウォッチに移行。


ロレックスのバブルバックを中心に集めだし、当時L.A.のあるヴィンテージウォッチ屋に、


毎年探しに行ったこともありました。


高級時計が買えるようになったバブル時代は、パテックフィリップから入っていって、


ブレゲ、バセロンと続き、一時期はフランク ミューラーにはまりました。



そして、それらを全部売却し、本当に自分が長い間、愛用できるような


「思い入れ」のある時計だけを所有することにし、そのためにフェリージで


特注の時計ケースをつくりました。


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(オーダーから完成まで、約1年かかった時計ケースです。)



それでは、いくつかの時計の出会いや、こだわりのポイントを紹介します。




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この時計は、私の大好きなブランド、ジラール・ペルゴ。


パリのどうってことない普通の時計屋で出会いました。


(確か、7~8年前位・・・?)


私が年間を通して、1番つける回数が多い時計です。


なぜなら、夏の間は汗をかくので皮ベルトの時計はしません。


そして、デザインがシンプルで、どんなファッションにも合うからです。



こだわりのポイントは、購入当初は皮ベルトがついてたんですが、


純正のブレスレットにつけかえました。




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同じくイタリアのブランド、パネライ(1860年イタリア フィレンツェ創業)


左側の時計は、うちの会社の下にあるヴィンテージウォッチ屋さんで購入。



こだわりのポイントは、モンテカルロ2000という文字が下の方に入ってますが、


モンテカルロのヨットレースの限定モデルでスモールセコンドの文字盤の色が、


通常モデルとは違います。



右側の黒い文字盤のパネライは、AMG限定モデル。


世界でたった100本しかない超レアモデルです。



この時計は、大阪の私のマブダチ、南君とおそろいです。


この時計を南君と初めて会った時に彼がしていて、ひと目ぼれしてしまい、


なんと1年かけてやっと香港で探し出しました。


初対面だった彼がこの時計をしてて、何ヵ月後かにたまたま大阪で再会し、


その時計を探し続けているという話をし、また盛り上がり・・・


やっと探し当てて彼にその時計を見せに行き・・・


気付いてみたら、南君は大阪のマブダチになっていました。



このパネライの時計がきっかけで、大切な友人がひとりできたんです。



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そして最後は、ロレックス デイトナ ポールニューマンモデル


(1970年代の超人気レアモデル)


1番左の白いダイヤルのモデルは、オリジナルですごい程度がよく、


この時計の前の持ち主は、あのエリック・クラプトンです。


(ちなみに、エリック・クラプトンは、ポールニューマンモデルのコレクターです。)



当初、1970年代に売り出されたときは、30万位だったモノが、


今では20倍以上するものもあるそうです。



今日、ここに紹介した時計は、全て愛情を注いでいます。


愛情を注ぐということは、ちゃんと身につけ、動かしてあげることだと思ってます。


そして飽きないこと・・・


時計は何十年も動き続けて世代を超えて受け継いでいくモノだと思います。


父親のカタミとかってよくあるでしょ・・・


だから、ここにある私の時計は、私が亡くなったら私の親友や弟分たちみんなに


受け継いでもらおうと決めています。


もちろん、どの時計が誰にいくということも決めておくつもりです・・・


そして最後に、時計を買うタイミングについて、私なりの考えは、


仕事を一生懸命頑張って、自分へのご褒美として買ったり、


海外に旅行に行った時の旅行の記念的に買ったりするのが


いいのかなあと思います。


(もちろん、劇的な衝動買いもありますが・・・)



旅の衝動買いで、何年か前に、N.Y.のBergdorf Goodmanでロレックスの


ピンクゴールド(ブレスレットタイプ)のヴィンテージウォッチに出会いました。



とても程度がよく、プライスカードを見ると17,000ドル(170万円位)だったので、


10分で購入を決断し、クレジットカードを渡しました。


そうしたところ、店員が金額を確認するのです・・・


よく見たら、17,000ドルではなくて、170,000ドル(1,700万円)でした。



もちろん、笑ってごまかしてやめました・・・


あやうく1ヵ月後、日本で請求金額を見て、鼻から牛乳が出るところでした・・・


旅の衝動買いには、たくさんのワナが隠されています。


気をつけましょう!!




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