人気シリーズ「柿沼君の話」
久々に、私の高校・大学時代の親友、柿沼君の店に行ってきた。
他には客はほとんどいなく、柿沼君を独り占めし、酔わせて遊んだ。
今日は、この柿沼君と柿沼君の趣味の店「KACKY'S」を紹介します。
場所は学芸大学の駅のそばで、カウンターだけのあか抜けないBarです。
たくさんのシングル盤（昔のポピュラー、ロック、ソウル、グループサウンズ、
歌謡曲etc）があって、レコードをかけるんだけれど、プレーヤーが１台しかないから、
曲と曲の間がしらけます。
最初に行った時に、音響機材があまりにも酷く、音が悪かったので、
うちにあった音響機材を寄付しました。
メニューは、安い酒と乾き物があるだけ･･･
但し、何を飲んでも１杯1,000円。
テーブルチャージなし
めちゃ安い！！
しかし、掃除はテーブルを拭いて、床のゴミを掃くだけ。
（店全体が雑然としています･･･）
でも、なんでこんな店に人が来るかというと･･･。
柿沼君の人柄と、おもしろいキャラが人気の秘訣です。
柿沼君は、高校２年のときから私の「アシスタント」として、
そしてまたある時は「パシリ」として、大学を卒業するまで常に私のそばにいました。
本人は、「秘書」だったと言っていました。
大学時代には、柿沼君と二人だけで、L.A. サンフランシスコ、ラスベガスの
旅にも行きました。
（ベガスで私は何十万も負けましたが･･･）
そして数々のおもしろいエピソードは、私のブログ、
「穴場の店、紹介！！ 」
「柿沼君、逮捕される！！ 」
「柿沼君の年賀状 」
でも紹介しています。
とにかく、天然記念物のように独特な変ったおもしろさがあるんです。
今回も柿沼君のBarに行って、いくつか笑えることがあったので報告します。
エピソード１
何でも1,000円なので、あまりいい酒がありません。
そこで、近所の酒屋に行って自分の飲みたい焼酎と結構高いウィスキーを買ってきました。
そして、それを柿沼君にすすめても･･･
柿沼君は「自分は酒の味が分からないからこれでいいんだ･･･」と
4ℓ 1,800円の業務用の焼酎を水道水で割ってさかんに飲んでいました。
（だいたい２週間で１本飲みきるそうです。）
ちょっと味見をしてみましたが、とても飲めるようなシロモノではないということは、
言うまでもありません･･･
エピソード２
バーカウンターの後の棚には、極上の酒を置いてあるつもりなんですが、
（といっても全然たいしたものはないです。）
シーバス リーガル12年の箱だけ飾ってありました。
エピソード３
おつまみはバーカウンターの上に雑然と置いてあるのですが、
大粒の柿の種だけは、格が違うらしく、バーカウンターの後ろの棚に置いてありました。
もちろん私がそれを食べたのは、言うまでもありません･･･。
エピソード４
モリハナエ、花井幸子とファッションメーカーに勤めてきたわりには
ファッションセンスはまるでなく、その日のベルトは今どき珍しい細い白のベルトで、
尚且つ、ループにベルトが通ってませんでした。
エピソード５
そして今回、１番おもしろかったのは、会計をしてお金を払ったとき、
そのお金をズボンのポケットに入れてました。
この店には、レジや金庫がなく、すべて売上げが柿沼君のポケットで管理されます。
お前は、テキ屋か！！
そして、店の壁には、シングル盤のジャケットが全面に貼ってあります。
こんなのもありました。
そして･･･
私が所属していたバンド「近田春男とハルヲフォン」のレコードもありました。
このジャケットのウラには、プロフィールが載っていました。
大学２年の時だったんですね･･･
最初に出したレコードが、「BAD SCENE」というCharがいたバンドなんですが、
それが慶應高校３年の時だったと思います。
今、思えば当時、嵐の桜井 翔みたいだったんですね･･･
（柿沼君の店にある高校、大学の卒業アルバムの私の写真です。）
左が高校の時です･･･
石川遼に似てるでしょ･･･
右が大学の時です･･･
ジャニーズ系･･･？
いやっ、ジュノン スーパーボーイ･･･？
そして、柿沼君が、一緒に行った私の友人たちに、いかに私が女の子に
もてたかということを、話してくれました･･･
気づいてみたら、３時間以上柿沼君の店にいました･･･
そんな楽しいBar「KACKY'S」に是非みなさん行ってあげてください。
私のブログを見てきたと言えば、やさしい柿沼君は、
きっと半額くらいにしてくれるでしょう･･･
店の電話番号は･･･
090-9960-2759
なぜケイタイの番号かというと･･･
それは、ヒミツで営業しているからです･･･
