黒く踊れ!!
先日、出版記念パーティーに行ってきた。
知人のエモリ・アイさんが「黒く踊れ!」という、彼の人生回顧録であり、
ディスコの歴史やダンサーの歴史を綴った本が出版された。
パーティーには、先日スライ&ファミリーストーンを一緒に観に行った
久保田 利伸、吉岡 正晴、マイケル鶴岡 etc の面々から
コンちゃん(ブラザーコーン)まで、幅広い黒人音楽関係者が来ていた。
この本でも書かれているが、エモリさんは、つい最近亡くなった
ドン勝本氏やニック岡井氏のマブダチでもあり、実はこの3人が
日本のディスコ・シーンやダンス・シーンの歴史をつくってきたのである。
つまり、最後の1人となったディスコ・レジェンドなのである。
この本を読むと自分が高校、大学とディスコに行きまくっていた時代の
懐かしい話しや、ウラ話しがたくさん出てくる。
「ムゲン」、「ビブロス」、「エンバシー」 etc と共に、大好きだった六本木の
「アフロレイキ」という完全ブラック系ディスコをプロデュースしたのもエモリさんである。
余談ですが、私はその「アフロレイキ」に行きまくり、そこのハウスバンド
「BP’s」がめちゃめちゃ気に入ったんです。
そして、そのバンドの黒人女性ボーカルのキャロンをスカウトし、
私が所属していた「近田春夫とハルヲフォン」というバンドに招きいれ、
「ハルヲフォン」最初のシングル「ファンキーダッコ No.1」という曲を
レコーディングしたのである。
とにかく、「サタデーナイトフィーバー」という映画の影響で、
ディスコがダサくなり、つまらなくなっちゃったんだけど、
それまでのディスコは、ホントおもしろかったです。
やはり、音楽もそうだけど、ディスコ文化も70年代が1番エキサイティングだったんです!!