お正月のおせち料理。
縁起もよく、ご馳走で、
主婦もお休みできるほどに、日持ちするものも多いという、
最強のお料理。

特にお煮しめは大量にこしらえるため、
どうしても残ってしまう法則。


『慣れる』と『飽きる』を併せ持つヒューマンシステム。


『飽きた』スイッチが入ると、
『慣れた』スイッチをオフしてしまいたくなるの巻。

ヤッスバーン的料理初め。

慣れ親しんだお煮しめに
飽きてしまった1月3日。



お煮しめをリメイクしてみる。


いも類とその他に分ける。

いも類は煮汁で煮詰めて
トロトロなるまで煮込んでみる。




本当はコロッケにしようと思っていたけど、
お芋の甘みと舌触りがなんとも言えず美味しかったので、このままの味わいを堪能したくなった。


コンソメと牛乳を入れ、スープに路線変更。



塩コショウで味を調えたら、
濃厚な和風のポタージュが出来上がった。

『え?!お煮しめが?スープに?』と
みんな驚きながら、
美味しい!と感激してくれた。




お芋を除いたお煮しめ。
椎茸、ゴボウ、こんにゃく、人参、厚揚げ、等々。


ニンニクと玉ねぎと挽き肉を炒めたフライパンに、お煮しめのお芋以外の
全てをみじん切りにしたものを加え、
炒めて水分を飛ばすと、
それだけで、とても美味しいそぼろが出来た。




ただ、ポタージュに合う、何か洋食を作りたかったので、
(和食が続いてたし( ̄▽ ̄;))
ケチャップを入れて、さらに炒めてみた。

すると
なんともいえないほどコクのある
ミートソースが出来上がった。




これは、ヤッスバーン史上かなりのヒット。
実家の両親に
『今まで食べた中で一番美味しいミートソースだ!』と言わしめた。




野菜の甘みとケチャップの酸味のバランスが絶妙だったように思う。


翌朝。
残ったお煮しめリメイクポタージュに
さらなるリメイクを施し、
お煮しめポタージュソースでグラタン。




『おかわり、ありますか?』
と序盤からおかわり宣言が飛び交う
予想外の大ヒットに、ご満悦の母ヤッスバーン。


新春・お煮しめリメイク祭り大成功に、
今年の台所番長としての行く末が明るいものと信じたいヤッスバーン。


今年も家族の『美味しい』と
食材を『使いきる』をテーマに邁進しようと誓う料理はじめの儀。


台所番長、今年も頑張って参りますので、
どうぞ宜しくお願いいたしますm(__)m