最高の、とか
最古の、とか
最大の、とか

とにかく
比較級でなく、
最上級を目の前にすると



今まで自覚したことのない感覚が
次々とやってくるものなんだ、と

思い知らされる。












深くて、太いため息。


自分一人だけでは抱えきれず、
急き立てられるように
他者と共有したくなる衝動。



全ての細胞が動き出す感覚。


思わず黙ってしまう。

そして
次の瞬間、
黙っていられなくなる。


これが魂の叫びなのか?

体幹が揺さぶられる。




比叡山を登った先で
我々を待っていたのは



琵琶湖の空を
比叡の山を
真っ赤に染める
夕日だった。





寒くて仕方ないはずの
子供たちが


車を出たがらなかった子供たちが、

『車を降りて、見ていこうよ』

と言った。


美しいと思う気持ちに
年齢は関係ない。

きっと本能なんだと思う。






これまで見てきた造形美とは
全く違う。


最高級の自然の美を
その目にしっかり焼き付けたかった。



岡本家だけじゃない。

そこには
大きなカメラを抱えた人たちが
この夕景を収めようと
構えていた。


最高のご褒美パート2。


正直
ここまでハード過ぎて
アラフォー世代にはかなり応えたけれど、
(つい本音(笑))
敢行してよかったーーー!と
心底思った。


↑子供たちはぴんぴんよ…。( ̄▽ ̄;)
若いって最高の財産だわ(笑)



そして
ようやっと
今日のゴールにたどり着いた。





我々は初めて比叡山にやって来た。

そして
初めて延暦寺にもやって来た。

まさか叶うとは思わなかった。
家族揃って
この場所で一晩を過ごすことができるなんて。


宿は
延暦寺の敷地内にそびえたっていた。







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