もみ殻くん炭とは土壌改良材であり
もみ殻をいぶして炭にしたもの。
通気性、保水性、排水性を向上させ
土に混ぜるとふかふかになるという。
そして酸性土壌を中和してくれる。
それではもみ殻くん炭の作り方。
材料は燻炭器ともみ殻と火種(薪)のみ。
燻炭器はホームセンターで売っている。
まずは火種となる薪などを燃やす。
燃焼したら燻炭器をかぶせる。
燻炭器にもみ殻を被せていく。
白いもわもわした煙から
青白く勢いのいい煙に変われば
ちゃんともみ殻が燻されている。
頂上の煙突部から炭化が始まるので
下のもみ殻をその上に被せて混ぜ返す、
あとは時々に炭化具合をみて混ぜ返す。
放置すると炎が燃え上がっちゃうし
表面が軽く炭化した程度で
ひんぱんに混ぜ返すと
火が消えてしまうみたい。
日が暮れるけど中々炭化が進まない。
夜の部に突入か・・・。
様子見に行くのめんどくさいから
翌朝まで大丈夫だろ〜と思ってたけど
やっぱり心配になって行ってみると
もみ殻山がメラメラと炎を上げて燃えている!
この写真は混ぜ返して火を消した後だけど
ほっといてたら燃え尽きて朝には全部灰になってたな。
それどころか辺り一面火の海になってたかも。
さてすでに深夜0時を過ぎているが
炭化が完了しているので
水をかけて鎮火させなければいけない。
もみ殻山を崩して平にしてひたすら散水。
火が残っているとそのまま燃え続けてしまう。
そして翌日収集して無事完成。
順調だと6時間くらいで完成するみたいだけど
籾殻が少し湿ってたせいか10時間ほどかかった。
はじめてにしてはいい出来では?
うちの畑は全部元田んぼで
水はけが悪く粘土質でクセモノ。
自然農始めて6年くらい経ったけど
土質がなかなか改善しない。
自然農は畑外部から資材を持ち込まないことが基本だけど
マニュアルだけじゃなく
感性にしたがうことも大事かな〜と思い
もみ殻を実験的に投入してみる。
果たして変化は如何に…。