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能代市の財政状況への考え方は

 

前からホームページ

 

書いていましたが

 

改めてブログにも書きます。

 

 

 

 

 

能代市の財政が

 

健全化したという理由で

 

現市政へ80〜100点評価した

 

同僚候補者の方々がいます。

 

 

 

 

 

十人十色ですので

 

視点が違ってOK!でしょう

 

けれど

 

…ぬ?ては思う。

 

 

 

 

能代市の財政が

 

健全化しているのは本当です。

 

「現時点」では。

 

 

 

 

 

平成18年の平成の大合併で

 

合併の道を選んだ市町村は

 

国から合併特例債といった

 

潤沢な財政支援を受けられるので

 

健全化していない方がおかしいんです。

 

能代市が特別ではない。

 

でも努力したのは確か

 

市職員の皆様の努力には

 

評価させていただきます。

 

 

 

 

 

でも

 

問題なのは現時点ではなく

 

これからではなかろうか。

 

 

 

 

 

人口減少による税収減。

 

平成33年の合併特例債や

 

合併算定替の打ち切り。

 

地方交付税の減額。

 

老朽化した公共施設やインフラの

 

維持改修に掛かる莫大な費用。

 

膨張一途の医療費や社会保障費。

 

切り崩されていく財政調整基金(市の貯金)。

 

 

 

 

 

これから迎えるであろう

 

危機的な財政的状況に向けた

 

具体的な行財政改革策が

 

何も決まっていないのです。

 

 

 

 

 

それなのに現状OKで

 

80〜100点て…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいのか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

財政が縮小されていけば

 

今まで当たり前に享受できた

 

社会保障サービスも受けられなくなる。

 

税金や公共料金も上がっていく。

 

かつて夕張市への視察で

 

その現状を目の当たりにしました。

 

 

 

 

 

だから私はアンケート欄で

 

19点という評価の理由に

 

自分が執政者なら

 

3期12年のうちに

 

持続可能な行財政運営の基盤づくりに

 

集中的に取り組んだであろう。

 

と書いたのです。

 

 

 

 

 

それが私にとって最善の

 

財政調整基金の使い道。

 

 

 

 

 

私が「先進地」と呼んでいるまちは

 

市町村合併の道を選ばなかった

 

お金のない小さなまちが多いです。

 

国からもらえる潤沢な支援がなかった

 

お金がなかったからこそ

 

真剣に知恵を振りしぼった。

 

そして持続可能な社会づくりに

 

本腰をいれて取り組んだ。

 

 

 

 

 

持続可能な循環型社会へ

 

トランジション(移行)!

 

の時代です。