久しぶりに投稿します。

今年の春は、僕にとって大きく環境が変わる季節です。
FacebookやTwitter、Instagramには既にアップしていて、ご存知のかたもいらっしゃいますが、東京佼成ウインド オーケストラ、非常勤講師を務める愛知県立芸術大学を3月31日で退職することになりました。

客員教授を務める昭和音楽大学は来年度も継続しますが、これまでのようなレッスンは無くなり、特別講座などで時々お招き頂くような関わり方になると思います。今年度は10人いた生徒のうち、4人は卒業、6人は他の先生にお願いすることになりました。


昭和音大田中クラスの卒業生有志が慰労会を開いてくれました。





愛知県立芸大は、サクソフォンの先生が僕ひとりなので、来年度からは新任の先生が決まっています。


愛知県立芸大学生と毎年開催していたコンサート「サクシデント」は3月3日に開催され、これが最後の仕事となりました。

終演後、楽屋口にはなんと卒業生が!
そして卒業生のみんなとは深夜まで楽しく過ごしました。
サプライズだらけで胸がいっぱいでした。



昭和音楽大学は2001年から22年間、愛知県立芸術大学は2009年から14年間務めました。

東京佼成ウインド オーケストラは1989年に入団。2011年から2023年まではコンサート マスターを務めて34年間在籍しました。
演奏家としてのデビューとほぼ同時期の入団で、本当にたくさんの経験をさせて頂きました。
この経験は僕にとって大きな財産です。

佼成ウインドでの活動は、3月16日に東京の府中の森芸術劇場で開催された「特別演奏会」が最後の公演となって、お越し頂いたお客様、楽団員のみなさんに最後のご挨拶をすることが出来ました。

最後の最後は楽団員のみなさん、お客様から拍手を頂いて涙を堪えきれなくなりました。




サクソフォンセクションは、アルトの林田くんとバリトンの栃尾さんが降りていて、僕とテナーの松井くん以外はエキストラにお願いしました。
左から神保くん、完戸くん、金野くん、西尾くん。




そして4月からは、母校である国立音楽大学の教授に就任することとなりました。
国立音大は、2019年から非常勤講師として務めているのですが、非常勤就任の時に学長から専任のお話を頂いていたので、演奏活動とのバランスをじっくり考えての決断でした。

勤務は月曜日から木曜日。金曜日から日曜日は基本的に空けておいてコンサート等の活動になります。
これまで大学では生徒のレッスンのみでしたが、4月からは生徒はさらに増えて、その他に吹奏楽、室内楽の授業、教授会等の会議、入試、受験講習会、各地で開催している進学ガイダンスでのレッスンや演奏等々、かなり忙しくなりそうです。
これまでの経験を活かせる事と、未知の事があってよくわからない事だらけの1年目になりそうですが、演奏活動と合わせてとにかく楽しもうと思います。

みなさん、頑張りますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!