玉川地域の「横沢町内」は、市街地から井川方面にマイカーを走らせて30分ほどで到達する20世帯ほどの小さな集落です。少子高齢化が著しく日頃は子供の姿は見えません。
氏神様のお祭りには町内会のみんなで境内に集まって、祭事の準備や参拝者のおもてなしの準備をします。
地域の若者(60歳代の)が少なくなってしまいましたが、お母さんたちはおいしいオデンを作ったり、トン汁を作ったり、おいしい漬物を用意するなど、在住の人材で協力し合って「地域の祭り」を継続してきました。
祭事には、町民が神殿で笛・太鼓を実演して「神楽」舞い、氏神様を喜ばせます。神様の前で横沢町民の絆を確かめ合っているようにも思えます。
お母さんたちが手作りのごちそうを炊き出ししています
町民の笛と太鼓で神楽を奉納しております
高齢者の方々は若い衆の頑張っている様子に感謝しているのです
私は44歳で市議会議員に立候補しました。
「山には谷間があるが、山に政治の谷間を作ってはならない・・・」声をからして、多くの市民に訴えました。
残念だが、お祭りや葬式を町内でできなくなった「限界集落」が日本国内に10,000か所以上になっています。