4月に起きた「熊本地震」、その後の復興状況はどんなだろうか!
静岡県ボランテァ協会と静岡県社会福祉協議会が主催で、『活動報告会』が開催されました。
上益城郡嘉島町を中心に支援活動した貴重な報告会でした。多くの市民が聴講するべきだと思いましたので、多くの知り合いにも参加を呼びかけました。
 恥ずかしい言い訳ですが、私は被災した熊本に馳せ参じて復興支援の活動をしたいとの気持ちで、5月連休後に一度ボランテア協会を訪ねましたが断念したいきさつがありました。テレビや新聞報道などの情報(道路や電車など交通網の断絶など)を見て、また、被災地が広範囲であることなど勘案すると、ボランテア活動への参加は、当時は容易ではありませんでした。
県ボラ協の報告書によると特に避難所での活動について、「足湯とお茶サロン」、「健康体操の指導」「医療福祉関係者のサポート」「避難所の美化整備」「個人宅の支援」など報告しています。
また募金活動は、街頭募金活動5回で798,418円、294の個人・企業からの支援金11,379,303円が寄せられたと公表されています。
 
 報告会にゲストで参加された嘉島町の社会福祉協議会事務局長・原田博さん、嘉島町町民課係長・園田ひろみさん、嘉島町地域包括支援センター長・早川眞澄さん三名の方から、避難所での生活支援の難しさと改善策など発表されました。
 災害時の被災地の混乱と避難所暮らしの大変さ、避難者と支援者の協力体制づくりの必要性など、貴重な体験発表を聴講できました。