今日は炎天下であったが、東燃が計画している火力発電所建設予定地を視察しました。

建設反対の立場で市民活動をしている望月國平氏と、清水港湾地域の発展の歴史に詳しい宮城嶋一雄氏に御同行願って、一時間余り徒歩で現地視察をした。

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JR清水駅も立派な駅に生まれ変わり、清水テレサや清水マリナートの高層ビルが、将来の清水地区の発展を望んでいるようである。近隣には小学校や中学校など公共施設が存在し、まさしく清水市民のにぎわいのゾーンである。


大型火力発電所建設計画地区は、かねてより工業立地のために折戸湾を埋め立て造成地であり、東燃の石油備蓄タンクが立ち並んでいます。


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本来ならば、静岡市が旧清水市と合併した時点からこの工業地区は観光都市構想の中で、新しい産業創出への改革が成されるべきではなかったか。


環境問題が地球規模で多くの反省を促している時代の流れに逆らうような火力発電計画は、大量のCO2を排出するにつけても、静岡市政が「ノー」を突き付けるべきである。


現地視察を通して、清水地区の新しい門出を模索できた思いがした。この港の向うには世界文化遺産の「三保松原」があります。


清水駅を降りた観光客をこの港から遊覧船で遊覧させたいものである。中部横断道路が29年度に完成する。新潟・長野・山梨からの観光客は歓喜するだろう。


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