靜岡市看護専門学校の入学式が印象に残っております。

40名の新入生、厳しい試験をパスしてきた精鋭達であります。


子供の頃にあこがれて「白衣の天使」を夢見てきた生徒もいるだろうな・・・、と思いつつ式典に出席いたしました。

高校卒業で看護の道を選択したと思わますが、若々しいみんなの顔が凛々しく見えました。


これからの3年間は看護実習などあって、理想とのギャップを感じて挫折しそうになる者も出てくることでしょう。

そこを耐えて、りっぱに看護の道を究めてほしいものであります。


校長の島本靜岡病院長は入学式の「手術」が前後に控えている中で式典に出席とのことでした。

校長先生の祝辞は極めて解りやすく「まずは良識ある普通の女性に成ってほしい・・・」との内容でした。


医療の現場は学術も進歩し難しくなってきたことでしょうし、医療機器など精密・高度化し、患者の命と直結するものですから

取り扱い技術も大変だろうと思われます。


患者の立場になってみますと、看護師の「機敏で気配りのある言動はどれ程か安心感を与えることでしょう。

一つ一つの言動に人としてのやさしさがプラスされたら・・・、鬼に金棒!!」でありましょう。

病院にお見舞いに行ったとき、患者と接する看護師さんを見て思うことがありました。


島本院長の挨拶の意図するところは「そのような場面・・・」に有るように思えるのです。

患者さんから「ありがとう・・・おかげさま・・・」と喜ばれる看護ができたなら、最高でしょうネ。