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鈴木和彦議長が採決に付したところ、公明党議員団6名と志政会議員団6名が賛成に回り、26対22で、山本議員の辞職勧告決議案が可決されたのです。(当初は公明党6名も志政会6名が自民党22に従う情勢でしたので、賛成14反対24で否決されると想定しておりましたが、2会派の支持母体から強い意見が寄せられたとのことです)
しかし、この決議は法的拘束力はないので、議員辞職勧告は本人意思によって”辞職も居残りも自由”であります。 議会終了後に報道陣が「山本議員の心境を尋ねる質問攻め」がありましたが、本人は議員活動を続ける意思を強調しておりました。
ヤナギランの咲き誇った形跡を確認してホッと致しました。このあたりまで日本鹿が生息圏域を広めて、美しいヤナギランが絶滅の危機に瀕しました。10年程前に鹿の侵入防止柵の網が張られ、木道が整備されるなどヤナギランを守るための事業が実ったのです。
笹の草原もシカや熊の食害に瀕しましたが、ヤナギランを守る活動が功を奏して笹のみどりがか輝いておりました。
静岡市山岳連盟の会員(望月喜久治会長)と共に、長沼市議、私の登山は、好天に恵まれました。その他多くの登山者がグループで美しい景観の下で談笑している様子を嬉しく思いました。
市山岳連盟の望月喜久治様、篠崎勇様、原川博幸様、長沼滋雄議員、安竹信男議員、すがすがしい気持ちで山伏峠の空気を満喫しました。南アルプスの眺望も大きな魅力です。
この度の視察の肝は登山とハイキングの安全安心対策の重要性を確認できたことです。悪天候などに遭遇した時に、休憩や避難の場所が必要です。万一の遭難時には、遭難救助の拠点として、山伏小屋の存在が重要な役割を果たします。
この山伏小屋は国体(国民体育大会1957年)の事業で建設されたと聞いておりますから、すでに60年余の歳月が経過していますから、老朽化が進んでおり小屋の外回りの木製壁は破損が激しい状態で
小屋の内部はとても健全で、外部の風化に比べると、今でも充分活用できると、参加者全員が感じました。山小屋を休憩や宿泊に利用した登山者・ハイカーの皆さんが、感謝の言葉を記載していますが、山小屋の存在意義を強く感じました。
7月29日に、静岡市山岳連盟の望月喜久治会長は田辺市長に要望書を提出しました。市のスポーツ振興課の杉山範雄課長が代理で要望書を受理されました。静岡市山岳連盟は、市内のハイキングコースや登山道の安全管理を市から受託して登山者やハイカーの安全対策に励んでいます。
要望書の内容は、オクシズの梅ヶ島と井川の稜線となる山伏峠の山頂付近に存在する、老朽化した山伏小屋(S4.6年築の登山小屋)の建て替えを早急にお願いしたい!と言うものです。
この度は、改めて「山小屋はハイカーの休息や避難所として重要な役割を果たしていること」を再確認致しました。万一遭難事故が発生した時には、救助活動の拠点になります。
コロナ禍の中で、本市の恵まれた森林地域をハイキングする市民が増えることが予想される中で、コースの案内看板設置や草刈りなどとても重要な事業です。
山伏峠付近には、ヤナギランの群生地があり、富士山や南アルプスのパノラマも美しく、近年は県営の県民の森や市営の少年自然の家も賑わい、林道カンギョウ峰線を活用して山伏峠のハイカーも増えることでしょう。