9月15日の市議会で山本昌輝議員に対する「議員辞勧告決議案」が賛成多数で可決されました。
会派・創生静岡の白鳥実代表が共産党、みどりの党、まちづくり研究会を代表する形で、当議案の提案説明をしました。共産党・緑の党が賛成討論をしました。自民党市議団は反対討論をしました。

 鈴木和彦議長が採決に付したところ、公明党議員団6名と志政会議員団6名が賛成に回り、26対22で、山本議員の辞職勧告決議案が可決されたのです。(当初は公明党6名も志政会6名が自民党22に従う情勢でしたので、賛成14反対24で否決されると想定しておりましたが、2会派の支持母体から強い意見が寄せられたとのことです)

 しかし、この決議は法的拘束力はないので、議員辞職勧告は本人意思によって”辞職も居残りも自由”であります。 議会終了後に報道陣が「山本議員の心境を尋ねる質問攻め」がありましたが、本人は議員活動を続ける意思を強調しておりました。

山伏し(標高2、013m)峠の自然景観は独特です。冬の積雪や強風の厳しい条件?なのだろうか。風倒木や立枯れの景色が目立ちます。

ヤナギランの咲き誇った形跡を確認してホッと致しました。このあたりまで日本鹿が生息圏域を広めて、美しいヤナギランが絶滅の危機に瀕しました。10年程前に鹿の侵入防止柵の網が張られ、木道が整備されるなどヤナギランを守るための事業が実ったのです。

笹の草原もシカや熊の食害に瀕しましたが、ヤナギランを守る活動が功を奏して笹のみどりがか輝いておりました。

静岡市山岳連盟の会員(望月喜久治会長)と共に、長沼市議、私の登山は、好天に恵まれました。その他多くの登山者がグループで美しい景観の下で談笑している様子を嬉しく思いました。

 

 

市山岳連盟の望月喜久治様、篠崎勇様、原川博幸様、長沼滋雄議員、安竹信男議員、すがすがしい気持ちで山伏峠の空気を満喫しました。南アルプスの眺望も大きな魅力です。

 この度の視察の肝は登山とハイキングの安全安心対策の重要性を確認できたことです。悪天候などに遭遇した時に、休憩や避難の場所が必要です。万一の遭難時には、遭難救助の拠点として、山伏小屋の存在が重要な役割を果たします。

 

8月30日、静岡市山岳連盟の望月喜久治会長・三役と創生静岡の安竹・長沼両議員は山伏小屋の実態を踏査いたしました。あわせて登山・ハイキングコースの山伏峠自然環境の保護事業の状況、ヤナギランの植生を見学して来ました。

この山伏小屋は国体(国民体育大会1957年)の事業で建設されたと聞いておりますから、すでに60年余の歳月が経過していますから、老朽化が進んでおり小屋の外回りの木製壁は破損が激しい状態で

 

小屋の内部はとても健全で、外部の風化に比べると、今でも充分活用できると、参加者全員が感じました。山小屋を休憩や宿泊に利用した登山者・ハイカーの皆さんが、感謝の言葉を記載していますが、山小屋の存在意義を強く感じました。

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静岡市山岳連盟は、すでに山伏小屋の存在意義を市のスポーツ振興課と共有し、田辺市長に山伏小屋の建て替えを要望しております。コロナ禍の社会変革が進む中で、市民の健康づくり思考の中でハイキングや登山スポーツ愛好者が増えております。標高2014メートルの山伏山頂には、ヤナギランの群生も保護されており、クマやシカ・カモシカの食害で森林立木の樹皮が剥かれて、立枯れ被害も目につきました。多くの市民国民に愛される南アルプスユネスコエコパークの大切な山岳ポイントである山伏峠の自然と、遭難対策の一助を担う山伏小屋の存続を期待しつつ下山の途に就きました。(ヤナギランの保護・山頂の自然は別編ブログで)

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7月29日に、静岡市山岳連盟の望月喜久治会長は田辺市長に要望書を提出しました。市のスポーツ振興課の杉山範雄課長が代理で要望書を受理されました。静岡市山岳連盟は、市内のハイキングコースや登山道の安全管理を市から受託して登山者やハイカーの安全対策に励んでいます。

要望書の内容は、オクシズの梅ヶ島と井川の稜線となる山伏峠の山頂付近に存在する、老朽化した山伏小屋(S4.6年築の登山小屋)の建て替えを早急にお願いしたい!と言うものです。

この度は、改めて「山小屋はハイカーの休息や避難所として重要な役割を果たしていること」を再確認致しました。万一遭難事故が発生した時には、救助活動の拠点になります。

コロナ禍の中で、本市の恵まれた森林地域をハイキングする市民が増えることが予想される中で、コースの案内看板設置や草刈りなどとても重要な事業です。

山伏峠付近には、ヤナギランの群生地があり、富士山や南アルプスのパノラマも美しく、近年は県営の県民の森や市営の少年自然の家も賑わい、林道カンギョウ峰線を活用して山伏峠のハイカーも増えることでしょう。

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動物愛護館は葵区産女にあります。業務内容は、飼い犬の登録、迷い犬の保護収容、成犬譲渡事業、ペットの飼い方指導、飼えなくなった犬猫引き取り、行方不明のペットの情報提供、負傷動物の保護、動物愛護活動・行事開催等など、多くの業務があることを再認識しました。