【台湾視察番外編】80年の時を経て。

今回、高雄市を訪問した際に祖父・中曽根康弘が80年前(戦争末期の1943年)に住んでいた住居を訪問しました。

左営明徳新村というこの場所は、日本海軍高雄警備府の将校寮があった場所で、当時25歳の祖父は海軍主計大尉として高雄警備府に勤務し、1年半住んでいました。

祖父は生前「死ぬ前に一度は高雄に戻りたい」と言っていました。
それは叶いませんでしたが、この度、80年の時を経て孫の私が(祖父の代わりに)この家屋を訪問出来たことは大変感慨深いし、祖父も天上から喜んでいると思います。

中にも入らせて頂きましたが、様々なものが当時のまま素晴らしい状態で保存•管理されていて大変驚きました。
維持にご尽力頂いている高雄市に心から感謝です。