先日、防衛医科大学校及び防衛医科大学校病院を視察しました。

大学では一般的医学に加えて有事における自衛官の処置など、自衛隊ならではの現実に沿った想定からの学びもあります。

また今後は生徒たちがより意欲的に学べるようアクティブラーニングやデジタルを駆使したり、新しい学びの形に即した指導者の数や質の充実も目指しています。

また病院は自衛隊の病院であると同時に地域の病院であり、その役割や責任は民間病院にも増して大きい現状です。

施設の老朽化や設備不足など大変厳しい生の声をたくさん伺いましたが、まさに日本一の病院になろうという強い意志のもと、皆さん一丸となって頑張っています。

また自衛隊医療部門の一翼を担う防衛医学研究センターも視察しました。
自衛隊医官が救命・救急医療に対応できる基盤を整備するため、現在外傷、医療工学等を含む6つの研究部門で研究が行われています。
特に爆風による人体の影響の研究は大変興味深く勉強させて頂きました。