【世界に誇れる特別儀仗隊】

日本で唯一の特別儀仗隊、これが第302保安警務中隊。

皇族や首相に対して、また国賓などをお迎えする時に一糸乱れぬ完璧な動きで見る人を魅了する精鋭部隊。

先日その隊員の皆さんと懇談し、また訓練現場を視察しました。

訓練中、指導官がロープを持ち出し「胸が2ミリ出ている！！」と叫んでいましたが、ミリ単位で全ての動きをチェックしています。（写真4枚目）

また整列時の両足の角度、行進時の背骨や儀仗を持つ腕の角度、高さも全て決められています。

隊員の1人が「見ている方にはミスがなかった様に見えても、それではダメなんです。我々が納得する100点のパフォーマンスを出来るよう日々訓練しています」と力強く意見してくれたのが印象的でした。

また「100人が同じ動きをした時に、その音がまるで1人の音に聞こえるくらいの、0.1秒もズレのない動きを全員でしなくてはなりません」との意見も。

皆さんの世界に誇れるパフォーマンスは、日本の自衛隊の規律の正しさや厳しさ、徹底主義を象徴し、日本の自衛力の礎とも言えるものです。

第302保安警務中隊の皆さんに心からの敬意と感謝。

これからも世界最高のパフォーマンスをしているというプライドと自信を持ち、訓練に励んで頂きたく思います。

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