エクストリームの15年ぶり6作目のアルバム「SIX」が発売されたので、じっくり聴いてみた。

まず、エクストリームがニューアルバムを出すとは思っていなかったので驚いたです。

前作から15年も…ですからね。

ほんで、
来日も決まりましたね。
エクストリームは80年代後期にデビューしたアメリカのバンドですが、今回のニューアルバムを聴くかぎり、音の雰囲気から現役感が感じとれてかなり良いですよ!
初期のアルバムに見られるポップでファンクな要素は薄れ、前作の流れからの印象が強い。

まだまだ現在進行形のバンドなんだと改めて実感。懐古主義的要素はほとんどなく、実験的で創作意欲に満ち溢れた作品ですね。
繰り返し聴きましたが、
スルメアルバムです。

Track①~Track③のソリッド感、エッジの効いたヌーノのギターサウンド。ゲイリーのヴォーカルもパワフルで30年前と変わりなくカッコいい。

アルバム冒頭の3曲は今のエクストリームの魅力が詰め込まれていて文句なく素晴らしい!

しかし、4曲目以降はガラッと雰囲気が変わり、良い意味で期待を裏切られた印象。

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Track④のこの曲なんかは、
2ndアルバム「ポルノグラフィティ」に入っていても違和感のない曲調ですよね? ポップな良曲。
「アメリカのバンドやなー!」とゆう感じですね。

Track⑥以降は、
何曲かはイントロから…???‥と思う曲もあるし、

あれ…?ギターの音鳴ってる…?とゆうような、初期のエクストリームを知っている僕にとってはすごく実験的に聴こえる曲もありますね。


そしてアルバム終盤。

切ない感じのTrack⑩「X out」から、がらりと雰囲気が変わって陽気なTrack⑪「Beautiful Girls」~からのエンディングのメロウなTrack⑫「Here's To The Losers 」の流れも感動的でカッコいいですよ。


アルバム一枚通してバラエティー豊かな楽曲構成でありながら、散漫にならず、カッコよくまとまっていますね。素晴らしいです。

アルバムジャケットは個人的にアレですが。。